ディカプリオ49歳の誕生日「タイタニック」から25年 環境保護にも積極的な“レオ様”の軌跡
マーティン・スコセッシ監督との出会いは?
2002年の「ギャング・オブ・ニューヨーク」以来、6度コラボレーションして映画史に残る名作の数々を世に送り出しているレオナルドとマーティン・スコセッシ監督。ハリウッドの最強コンビといえる二人を繋げたのは名優ロバート・デ・ニーロ。「ボーイズ・ライフ」でレオナルドの演技を見たロバートがスコセッシ監督に紹介したことが縁だったそう。
その後「アビエイター」「ディパーテッド」「シャッター アイランド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」とジャンル問わず、世界的に高い評価を獲得するヒット作を手掛けてきた二人。アカデミー賞はじめ世界各国の映画賞などで絶賛され、映画界において大きな影響力を発揮してきた。
過去に「40歳になろうとしていて、僕が成し遂げてきたことを振り返ると、その中心にはマーティと取り組んできた思いがけない素晴らしいコラボレーションがある」と話していたレオナルド。二人にとって、約10年ぶりとなる待望の新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」が2023年10月に公開されたが、レオナルドがロバートと27年ぶりにして、スコセッシ監督作品では初となる共演を果たすことも話題となった。
環境保護活動家としての顔
その多大なる影響力を環境問題への取り組みに活かしていることでも知られているレオナルド。1998年に地球の持続可能な未来を保護するためレオナルド・ディカプリオ財団を設立。以来、気候変動はじめ生物多様性や海洋の保護、災害救援などに積極的に取り組んできた。
その取り組みのひとつが環境問題をテーマにした作品作り。ドキュメンタリー「The 11th Hour」やドラマシリーズ「Cowspiracy:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密」「ファイアチェイサー:森林災害最前線」などで製作総指揮を担当。2016年の「地球が壊れる前に」ではアカデミー賞受賞歴のある映画製作者フィッシャー・スティーヴンスと共に気候変動によって起きている地球の変化を取り上げ、警鐘を鳴らした。
アカデミー賞を受賞した際のスピーチでも「地球温暖化は真実。今この瞬間に起きていること。もっとも差し迫った脅威ですべての種が直面している問題だ。我々は協力して行動を起こし、対策を先延ばしにするのはもうやめるべき」とコメント。6100万のフォロワーを有する自身のInstagramでは環境問題に関する投稿で発信を続けている。
レオナルド自身に子供がいるわけではないが、未来の子供たちのために地球を守ろうとする姿勢も彼が愛される理由のひとつ。その影響力を大義のために活かす姿はハリウッドスターの鑑だ。
◆文=KanaKo
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