“大家族石田さんチ”新たな命の誕生…4年ぶりの花火大会で家族全員集合を目指す
7男2女の大家族“石田家”に密着した3時間のドキュメント特番「密着26年!新たな命も誕生 大家族石田さんチ2023 〜人生は続くよ、どこまでもSP〜」(夜7:00-9:54、日本テレビ系)が、11月15日(水)に放送される。今井恵介ディレクターや、肺がんから復帰した中林清一カメラマンといったおなじみの取材チームも健在。3時間たっぷり石田さんチの“今”を伝えるべく、放送直前まで取材を続けている。
1997年から取材、大家族石田さんチとは
取材を開始したのは1997年。父・石田晃(あきら)さんは当時、茨城・水海道から片道2時間半をかけて都内の外資系化粧品会社に通勤するサラリーマン。母・千惠子(ちえこ)さんは毎日30kgの洗濯物と9人の子育てに格闘する肝っ玉お母ちゃん。子どもたちは1歳から18歳までの7男2女、きょうだいゲンカや親子げんかで毎日が戦場のようなすさまじさだった。あれから26年、ずっと取材を続けている。
新たな命の誕生に、2年連絡を取っていない父と母、4年ぶりに開催された花火大会で家族全員集合となるか
石田家の末っ子、7男の隼司(しゅんじ)くんは、2年前に第1子のえなちゃんが生まれ、東京から実家のある茨城県に引っ越してきた。今年、妻・麻衣さんが第2子を妊娠。コロナ禍だった長女えなちゃんの時と違い、今回はその誕生の瞬間にカメラが立ち会うことが許された。
予定日よりも12日前、本格的な陣痛が始まる。病院に到着する頃には痛みでほとんど身動きが取れない状態の麻衣さん。そこから約13時間にわたり陣痛との闘いが始まる。痛みに耐える妻、それを見守る夫・隼司くん。突然ママが目の前からいなくなり泣きじゃくる2歳のえなちゃん。約13時間の格闘の末、無事、新しい命が誕生する。
千惠子さんの実母みさ子お婆ちゃんは、ずっと大家族を支えてきた。12年前からアルツハイマー型認知症を発症し、今年かなり進行。本人は「目の開け方も分からない」というような状態になってしまった。みさ子お婆ちゃんの介護を目的に始まった円満別居生活も今年で8年が経過。最近では夫婦でのLINEのやりとりは、2021年を最後に止まってしまっているという。
長男・孝之くんは、コロナ禍でなかなか集まれなかった家族を全員集めたいと計画を立てていた。今年は末っ子一家に新たな家族も誕生し、過去最大級の家族イベントにしたいと考えている。その候補として、4年ぶりに開催される「常総市きぬ川花火大会」(10月28日実施)に集まる計画をあげていた。孝之くんの計画通り、家族全員集合を目指す。