夢はハリウッド作品への出演
――今回は、物語の舞台ともなっている北海道での撮影だったとお伺いしているのですが、いかがでしたか?
やはり過酷でした。たくさんケアしていただいて、安全面に気を配っていただいたからこそ、実現したなと。馬ゾリに引きずられるシーンは、実際に引きずられたのですが、多少のケガは良しとして、大ケガはしないようにちゃんと動線を確認して挑みました。
ただ、雪が降ってきたときに、普通だったら「わっ、ちょっと厳しいな」となるところを「ゴールデンカムイらしくなってきたじゃん」とみんなで楽しんだ空気感はとても楽しかったですね。
――撮影の合間で、北海道名物を食べたりはしたのでしょうか?
はい! ジンギスカンもおすしもとてもおいしかったです。「今日終わったらジンギスカン行くぞ」って言いながら、撮影していたので、撮影を頑張るモチベーションにもなっていましたし、キャストのみんなで行ったのも思い出です。
――映画の公開が1月なので、2024年の目標もお伺いしたいです。
「ゴールデンカムイ」をたくさんの人に見てもらうこと、ですかね。それから、30歳になるので、30歳までに何か目標を決めることを目標にしたいなと思います。
――今後出てみたい作品はありますか?
日本人役でハリウッド作品とかに出たいですね。「スターウォーズ」のような壮大な世界観のものに。ただ、正直なところ、仕事のモチベーションは、どんな作品に出るかということよりも、人との縁や、つながり。あとは「おもしろそうだな」と自分が思えるかどうかの方が重要だなと思っています。
※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」
※アシリパの「リ」は小文字が正式表記
◆取材・文/於ありさ
撮影/友野雄