1月16日は“ヒーローの日”「アイアンマン」「キャプテンアメリカ」など“ヒーロー”たちを紹介
1月16日(火)は、日本記念日協会により「ヒーローの日」に登録されている。今回は、たくさんのヒーローたちを生み出してきたマーベル・スタジオ作品と登場するヒーローたちを紹介する。
トニー・スターク=アイアンマン
軍事技術を開発する“スターク・インダストリーズ”のCEOであり、大富豪の天才発明家。軽薄で高慢ながら、軍需産業で世界平和の実現を望む熱いハートの持ち主。「アイアンマン」では、自社製の兵器が殺りくに利用された事実を目の当たりにし、真の世界平和のために自ら開発したパワードスーツを身に纏い、悪と戦うことを決意。その後、アベンジャーズのメンバーとして強大な敵と対峙していくが、その中でも度々、ヒーローとしての在り方に悩み仲間と対立したり、妻子との生活を守るためにヒーロー活動を辞退したりと、悩み葛藤する人間らしい一面を発揮。ヒーローである一方、単なるひとりの人間でもあった彼の姿は、多くのファンの共感を呼んだ。
キャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャーズ
当初は小柄で病弱だったが、戦争中の極秘実験で超人血清を投与され、筋骨隆々な史上最強の兵士へと生まれ変わった男。驚異的な耐久力、腕力、速度を備え、盾を身体の一部のように使いこなす。トニー・スタークとともにアベンジャーズの主力として活躍し、戦闘では抜群のリーダーシップを発揮してきた。優しさと自己犠牲の精神を持ち、自分のことは二の次で、周囲の人々や仲間を助けることに全力を注ぐ男。まさに“正真正銘のヒーロー”。その真っ直ぐな姿は観る者の心を震わせる。
ロキ
人気ヴィランの筆頭でもある、嘘を愛する“裏切り王子”ロキ。「アベンジャーズ(2012)」では地球侵略を企む等、数々の悪行を行う一方で、失敗を繰り返したり、時に兄ソーとの強い絆を思わせたりと、完全な悪とも言い難い。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)」では、ソーを裏切り強者サノス側に付くかと思いきや、サノスに立ち向かうなど、正義の心も魅せる。
また、ドラマシリーズ「ロキ」では、“時間の流れを守る”組織TVAに捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれたが、徐々に仲間の大切さに気付き、善い行動を選ぶようにもなっていく。そして「ロキ」シーズン2では、“世界の破滅”を防ぐために自己犠牲を選択するという“ヒーロー”らしい行動を取り、ファンからは称賛と感動の声が上がった。