夫婦は、お互いにあきらめることも必要
――お二人にとっての理想の夫婦像を教えてください。
萩原:すごくバカみたいな話ですけど、僕はバスケットボールが大好きで、推しのチームがどれも海外なんですよ。その現地ファンになりたいという夢があるので、60歳ぐらいで海外に移住したいと思っていて。なので、そのときに文句を言わずについてきてくれる人が理想の奥さんです(笑)。
早見:そうなんだ(笑)。私は理想の夫婦像というのは少し違うかもしれないけど、いくら夫婦といえどもすべての価値観をすり合わせることは不可能なので、お互いにあきらめることも必要かなと。もちろん、絶対に譲れない部分もあるでしょうから、そこをきちんと話し合うことも大切だと思っています。
あと、これは悪い意味ではなく、期待しすぎないというのもありますね。期待するんだったら、それをちゃんと口にする。ときどき「こうしてほしい」というのを言わないで、そうされなかったときに怒る人っているじゃないですか? 「それなら、ちゃんと言ってよ」となるのは当然だと思うんですよね。
萩原:勉強になります! 早見さんのおっしゃる通り、ちゃんと言葉にして伝えてもらえるとありがたいです。とくに僕はポンコツだから「察して」というのが一番苦手なんですよね(笑)。やっぱり何でも言い合える関係性というのはすごくいいなと思います。
――未来はめぐるに自分の“過去に戻る病”のことを秘密にしていますが、お二人だったらそのことをパートナーに伝えると思いますか?
早見:私は言うと思います。その日にあったことを面白いと思ったら、すぐにLINEで伝えるタイプですし、夫婦間での隠しごとはほとんどないです。
萩原:僕も楽しかったことや面白かったことは伝えますけど、個人的な悩みはわりとセルフで解決してしまうタイプかもしれないです。とはいえ、「ちゃんと寝られたら大丈夫」という考え方なので、非常に楽観的なタイプではあるんですけど(笑)。
高校生活をもう一度味わいたい
――未来はめぐるために過去へのタイムリープを繰り返すことになりますが、お二人は過去と未来なら、どちらに行きたいですか?
早見:私は、未来は知らなくてもいいので、過去に戻りたいです。でも、過去に戻ってなにかをやり直したいのではなく、高校時代がめちゃくちゃ楽しくて、自分の中ですごくいい思い出になっているので、それをもう一度味わいたいです。
萩原:僕は自分が生まれる前の世界なら行ってみたいです。それも自分がまったく関与していないレベルの過去。例えば、恐竜がいた時代とか。あと、聖徳太子の顔を見て、お札の顔が本当に合っているのかを確かめてみたいです(笑)。
https://www.hulu.jp/time-travelers-disease
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