ポリスとして働く静馬と、ヤクザに取り入る浪人が活躍する…第2話あらすじ
静馬は、川路に武士の心を捨てきれていないことを見破られ、その勧誘に応える形でポリスに加入。岩倉公殺人未遂の疑いをかけてきた小山内と組み、警ら任務に当たることになる。お互い印象は最悪な2人だったが徐々に打ち解け、いつしかそこには友情が芽生えていた。
その頃、ジャーナリストの黒木せんり(CV:Lynn)が英国のパークス公使の指示のもと、獄中にいる武市の取材をすると、武市から“協力者である芸者”の存在を聞かされる。その芸者・雛鶴(CV:黒沢ともよ)は、頭巾をかぶった“とある人物”(CV:山路和弘)の指示で、裏で反政府軍に加担していたのだった――。
一方、無宿浪人の修羅神狂死郎(CV:三上哲)は、特殊な力を持つ仲間らとともに行動していた。狂死郎はヤクザである堂山組に因縁を付け、勢力争いをするもう一方のヤクザ・守屋組に取り入ろうとする。一度は組員らに断られるものの、その後狂死郎は堂山組を皆殺しにし、組長の守屋龍三(CV:宝亀克寿)に組の看板とシマを明け渡す。その結果、龍三は狂死郎をひどく気に入り、客人として迎え入れることに。
その後、守屋組に依頼があった“鎮台兵との揉め事の制圧”という仕事を自ら買って出る狂死郎。現場では、ポリスの立場である静馬と協力し、激しい戦いを繰り広げるのだが、もう少しで鎮台兵を撃破できるというところで、江藤新平率いる佐賀士族と、大久保率いる鎮台兵による「佐賀の乱」が勃発。鎮台兵は捕らえられることなく、戦地へ借り出されていくのだった…。
静馬たちが“人間で狩りを楽しむ組織”と対峙…第3話の見どころを解説
2月4日(日)放送の第3話では、親しくなった静馬と小山内が、“死体から剥ぎ取った衣類を売る古着屋”を捕縛する。その古着屋に出入りする蔵屋を訪ねると、拐かした人間で狩りを楽しむ組織“狩人倶楽部”の主・善兵衛に行きつく。この事実に憤る静馬は、小山内と独断で善兵衛を追おうと決意する――。
また、第2話で静馬たちとともに鎮台兵と闘った狂死郎の正体も明かされることに。狂死郎は第2話の冒頭で、血だらけで海に浮かぶ姿が描写されていた。過去に何かがあったであろう狂死郎が、守屋組に潜入した“真の目的”も気になるところだ。