女優の浜辺美波が2月12日、都内で行われた映画「サイレントラブ」大ヒット御礼舞台あいさつに共演の山田涼介、野村周平、吉村界人と共に出席。バレンタインには現場に100枚ほどのチョコを差し入れしていると明かした。
本作は、内田英治監督がオリジナル脚本で描く“世界でいちばん静かな”ラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田)が心引かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の美夏(浜辺)。「ピアニストになるという君の、美しい夢をかなえたい」。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、心でそう願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。
浜辺美波、自分は「不器用」
本作を見た周りからの反応について浜辺は、映画好きの友達が見てくれたと話し「『驚くよ』って伝えておいたんですけど、それよりも展開が予想がつかない方向に行ったから『びっくりした』って。『でもすごくよかった』と言ってくれたのでうれしかったです」とニッコリ。一番うれしかった言葉は「もう1回見に行きたい」という言葉だと明かし「最後まで見た後に、もう1回最初から見返したいと思ってもらえてうれしかったです」とほほ笑んだ。
自身が演じる美夏と似ている部分を聞かれると浜辺は「不器用なところは一緒だなと思います」と回答。自分は何をするにもうまくいかないことが多いと話し「人よりも悩んだりとか、試してみたり、時間をかけることが多いので、そういった意味では共感できる部分もあったかなと思います」と語った。
バレンタインは毎年メッセージ入りのチョコを出し入れ
バレンタインデーが近いということで、イベントではバレンタインの思い出についてもトークが展開した。浜辺は「私は毎年現場に差し入れしています。板チョコにメッセージを書いて。スタッフさんの分も全部」と打ち明け「今年は作品に入っていないので、ちょっとほっとする気持ち半分、寂しい気持ち半分」と告白。山田が「現場っていうとすごい数でしょ?」と尋ねると、浜辺は「100前後」と笑い「数日眠れなくなるんですけど、それがバレンタインという感じ」と明かした。
◆取材・文=山田果奈映