ライバルとして真剣勝負しつつも、つい拍手が出てしまう
――今回は初のクイズ番組出演という方も多かったかと思います。収録に向けて、なにか準備などはされましたか。
武内:一応自分が得意だと思うジャンルは、なんとなく予習してきたりというか。あと有志の方がまとめてくださっている「アタック25」の過去問みたいなサイトは見ました!
徳井:私も見た!(笑)
戸谷:そんなのあるんですね!
武内:本当にファンが多い番組ですので、そうした声を見ながら「こういう問題が出そうなんだ」という予習はできました。ただ本番でそれを活かすのはなかなか…!
徳井:私はヤマを張って予習してきました!武内さんと同じく過去問サイトを見たり、BSJapanextさんのアプリで「アタック25」の前回放送を見てイメージトレーニングをして(笑)。季節柄のネタが出たりするなと思って色々チェックしたんですけど、いざ本番だと“スピード争い”なのでイメージ通りに行かない場面も多かったです。
戸谷:僕はクイズのベタ問っていうやつを見て予習してきたんですけど、全然出なかったです(笑)。もっと深くて広い領域の問題ばかりで、付け焼刃じゃ太刀打ちできないと思い知らされましたね…。
三宅:本当に自信がなかったものですから…「僕ほんとにちゃんとできるんだろうか」ってマネージャーに相談したりはしてました。ただ率直に言うと、クイズの勉強はしてこなかったんです。もちろん頭にずっと収録のことが過っていたので、ニュースと新聞は読み込んでました。なにが出るのかわからなくて、「今日何が起きたのかだけでも知っておこう」と…。
徳井:思い出す力ってこんなに…と思いましたね。
三宅:何を言ってるんだ!こっちは46歳だぞ…(笑)
――普段のお仕事とバラエティで、一番苦労した点といえばどこだったでしょうか。
武内:普段は役柄ありきで仕事に臨むので、素の自分で…というのが一番の違いでしたね。役があったら自分の気持ちも前向き・後ろ向きになったりするんですけど、素の自分だったら「どのタイミングでボタンを押していいかわからない」っていう感覚でした。
徳井:そういう意味で言えば、今日はかなり素が出た感じですね。
三宅:あまり見せたくない部分も…(笑)
武内:(笑)。現場なんかビシーッと立ってらっしゃって完璧にお芝居されるのに…謎の外国人は衝撃でした。
徳井:あとは声のお仕事って“みんなで1つの作品を作り上げる”ものなんですね。だからライバルとして戦う機会ってほぼないんです。だから今回も、他の方が正解したとき「わー!すごーい!」って。悔しがるべきシーンなんですけどね(笑)
武内:拍手しちゃいますよね(笑)。戸谷君なんて、無意識かわからないけど毎回拍手してたよ!
戸谷:えー!マジですか!?(笑)気づいたら押さえてはいたんですけどね。
ーーファンの皆さんにメッセージをお願いします
武内:全員声優でクイズ番組に挑戦するという機会がなかなかないと思うので、皆さん一緒に考えながらぜひご覧いただけたらなと思います。そして、もどかしい答えを言っていると思うので、「違う違う、そんな簡単なのに!」とかツッコミを入れながら見ていただけたら嬉しいです。
徳井:クイズ初挑戦だったので全力で取り組みました。見たら「いやわかるだろ」となるかもしれません(笑)。でもテレビで見るのと実際に出て答えるのでは大きく違うんだなと思いました。温かい目で見守って、応援していただけたらと思います。
戸谷:「アタック25」や早押しクイズ系の番組は、出場者が答えるのがとっても早いイメージがあると思います。ただ今回はそうではなく、僕たちが手間取っているようすを見ながら、答えを一緒に考えていただけたらなと思います。それにアニメファンなら答えられる声優問題もありますので、楽しんで観ていただけたら嬉しいです。
三宅:声優が並んで「アタック25」に出演して、クイズに答えているのは本当に珍しい状況だと思います。あと普段のお仕事だとなかなかお見せできない、声優の喜怒哀楽が存分に画面に写っていると思いますので、楽しんで観て欲しいです。
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