「正々堂々と楽しくトークをすることを誓います」真中満と五十嵐亮太がMCに挑戦 芸人たちもファン目線でフルスロットルトーク
3月12日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週火曜夜10:00-11:00、BSJapanext<263ch>)は、趣を変えた特別回。MCを担うのは元選手で、招かれるのが芸人…と普段とはまったく逆のポジションでトークが繰り広げられた。春のセンバツ高校野球というテーマで盛り上げるゲストはかみじょうたけし、いけだてつや、岡田圭右(ますだおかだ)の3人。ファンならではの目線でとことん深掘りしていく、とても“濃い”回になっていた。
見どころは“オールドルーキー”真中と五十嵐によるメインMC
今回は普段と逆の配置となり、元選手がMCを務めることに。重役を担ったのは、真中満と五十嵐亮太の2人。冒頭に響いた「宣誓。僕たち、私たちは春のセンバツ高校野球に関して、正々堂々と楽しくトークをすることを誓います」という真中と五十嵐の選手宣誓に、スタジオからは拍手が湧き起こる。
しかし茶々を入れるのが芸人魂。「もっとあの時代みたいに、“せんせーい!”というのが聞きたい」と岡田が注文したところ、真中は「もっかい撮り直します?」と意外にノリノリなようすを見せる。さすがのトーク力で返しを食らった岡田は、「一回で十分!!」と逆にストップ側へ回っていた。
そんな真中と五十嵐の宣誓を見てボソッと「オールドルーキーでしたね」というツッコミを入れたのは、高校野球大好き芸人・いけだてつや。「2011年の野山慎介さん(創志学園)の先生を思い出しました…」とマニアックなコメントをしたのは、高校野球大好き芸人・かみじょうたけしだ。冒頭からさすがの濃いトークに、スタジオは早くも笑い声で満ちていく。
今回の放送でMCを務めるのは元ヤクルトの真中と、メジャーの経験を持つ五十嵐。野球界の著名人によるMCとしての立ち回りを見ることができるレアな回では、春のセンバツ高校野球をとことん深掘りすることに。
冒頭の乗り気はどこに行ったのか、早くも「我々MC慣れてないので回せないです」と自信無さげな五十嵐。あろうことかゲストに助けを求めると、「おふたりはスタッフから好評だと聞きました」と岡田がフォローしていく。
「岡田さん、MCの2人がダメだったらお願いしますって絶対言われてるでしょ」とツッコミをいれる五十嵐に、岡田は「一言一句そのまま言われています」と正直に告白。仕方ないこととはいえ、あまりにも素直な岡田の言葉にスタジオは笑いに包まれた。
野球大好きなメンバーが和気あいあいと選抜高校野球について語り合う
高校野球や楽天の話であれば「永遠に話していられる」語るかみじょう。五十嵐は去年のドラフトでかみじょうと3回も一緒に仕事をした仲らしく、かみじょうの印象を「僕の倍以上しゃべっていた」と語る。
同じく高校野球大好き芸人として知られているいけだてつやは、春のセンバツ高校野球の出場校が発表される日に2023年の優勝校である山梨学院へ行ってきたという。その日は日帰りで、山梨学院から“号外”の新聞だけもらって帰って来たのだとか。あまりにもアグレッシブな行動は、五十嵐から“ガチ勢”と呼ばれていた。
一方でプロ野球も高校野球もどちらも大好きだという岡田。今回は高校野球特集にも関わらず、自身が応援するオリックスの動向が気になるようだ。
「今年のオリックスのドラフトが4位まで高卒ルーキーなので、これについて聞いておきたい」と言って聞かない岡田の要望で、話題はオリックスにドラフト4位で入った報徳学院の堀柊那選手の話題に。
いけだは「あの世代のNo1キャッチャー」と言われている堀が、長い目で見たときに育てがいがあると主張。“ドラフト4位”でとって正解なキャッチャーだと持論を述べた。かみじょうは報徳学園の大角健二監督から、堀は下半身がすごいという話を聞いたようだ。「なんですごいのかと思ったら、たこ漁師であるお父さんを手伝うために、船の上で荒波に揉まれても一歩も揺れんかった」という。
新聞記者顔負けのコアすぎる情報に、岡田といけだは「うわあ〜〜」「足に吸盤ついてる!!!」と言って大笑い。五十嵐が“ガチ勢”と呼ぶのもうなずける強力なリサーチ力を活かしてトークを繰り広げていった。
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