「テレビ東京開局60周年特別企画 開運!なんでも鑑定団 祝!30周年春の3時間半スペシャル」(夜6:25-9:54ほか、テレ東系ほか)が4月2日(火)に放送される。約7年半にわたりアシスタントを担当してきた片渕茜アナウンサーが番組を卒業すること、新たにMCを菅井友香が務めることが発表され、4月2日放送回にて菅井が初お披露目される。それに伴い3月23日に都内にて囲み取材が実施され、今田耕司、福澤朗、菅井が出席した。
記念すべき30周年にそれぞれが思いを「番組がずっと続いていくと…」「長くやればやるほど財産になってくる」
――新MC就任、おめでとうございます! 最初に話を聞いた時の感想はいかがでしたか?
菅井:小さい頃から家族でずっと見ていた番組だったので、そんな愛され続けるご長寿番組で、まさか自分がMCを勤めさせていただけるなんて夢かなと思いました。でもこうして収録日を迎えて、夢じゃなかったんだと改めて実感しています。
――4月2日放送回は記念すべき30周年スペシャルになりますが、31年目を迎えての感想を聞かせてください。
今田:僕が2011年から13年やっていると。(島田)紳助さんが17年で僕がもう13年ですから、もし何の問題もなく続けられたら、17年にはあと4年というところになり…。鑑定団はヘルプでやったつもりで、帰ってきはると思っていたんですが、今はキャンピングカーで日本中を楽しく旅行されていると聞いたので、全然戻ってくる気ないなと思って(笑)、今も続けさせていただいているんですけど。
司会者もどこかでバトンを繋ぐこともあると思いますが、バトンがずっと続いていき、番組がずっと続いていくといいなと思っています。以前の鑑定では初代のiPodが出てきたこともありましたよね。
福澤:出てきましたね!
今田:鑑定の品も100年前の電子機器とかになってくるでしょう。いつまでも続けられるように頑張りたいなと思います。
福澤:それで言うと、僕が小学生の頃に集めていて、中学生になると同時に全部捨ててしまった仮面ライダーカードに莫大な高額がつくわけですよ。「僕らが若い頃に使っていた“あれ”がこんなものになっちゃうんだ!」という楽しみは、長く続けた者にしか分からないですよね。長くやればやるほど、財産になってくる良い番組だなと思います。
そして、本当にこの番組をやってつくづく思うのは、物を捨てちゃいけないということ。断捨離とかありますけど、“反断捨離”です!
今田:買っていたけど忘れたとか、使わなかったとか、デッドストックは絶対に断捨離しないほうがいいですね。株と“お宝”は忘れているくらいがちょうどいいです。
福澤:菅井さんもまだ今は気がついていないかもしれないけど、物を買った時は箱を捨てちゃいけないです。
菅井:場所取るので捨てちゃいます…。
福澤:箱ありきのお宝なので。
今田:いろんな学びがありますね。