あの「本当に僕はこの一週間が5年分くらいの重みがあった」 山里亮太との即興漫才の裏側を明かす
歌手・タレントのあのがメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(zero)」(ニッポン放送)が4月2日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。配信では、南海キャンディーズLIVE「南海キャンペーンズ」の2日目「山里亮太の日〜まんざいこわい〜」についての話題等でリスナーから多くのコメントが寄せられた。
「マジで爆笑問題・太田許さねぇ!!」
この日、久しぶりに黒髪で登場したあのは、黒に白いラインのアディダスのジップトレーナーにメガネを身にまとい、ゲスト出演した「山里亮太の日〜まんざいこわい〜」についてのトークを展開していく。先週分の「ANN0」放送を録音した日から怒涛の一週間だったことを明かすあのは、「そういうワーッとやった一週間で、その最後の仕事何かな?」とリスナーに呼びかけ、「山里亮太と即興で漫才をする。かっこ30分」とポツリ。「恐ろしくない!? なんでこんなことなっちゃったんだろうって感じなんだけど…」と自身で驚きを見せるあのは、その詳細と経緯を説明し始める。
「南海キャンディーズ自体が(結成)20周年? で、そのイベントが3日間くらいあって、その2日目で。山里さんがゲストが誰が来るか分からない状態で紙袋を顔に被せられてステージ上に出るのね。そこに、ゲストが来てパッと(紙袋を外して)ゲストが誰か分かるとすぐ漫才するっていうやつだったんだけど。その三番手が僕だったの、あのちゃん」とざっくりと概要を話し出す。
「一番手が古舘(伊知郎)さん。あのおしゃべりな人(笑)。めっちゃおしゃべり、マジ。で、二番手が水田(信二)さん。元和牛の水田さん。で、三番があの。四番手が爆笑問題の太田(光)さんっていうね。この並びに出演するっていう…。本当、世界ぐちゃぐちゃになっちゃったなみたいな。なんで僕はここにいるんだろう? みたいな感覚だったけど。」と自身が声優を務める映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」に絡めて例え、笑いを誘う。
あのは「結構スケジュールあれだから。そもそも間に合うか分かんないぐらいのね。だから、仕方なくお断りする可能性もあった…というかほぼ半分断ってたんだけど。でも、『どうしても』って言ってくれたのもあるし、僕も勢いで出ようみたいになっちゃって出たんだけど…」とスケジュール的にかなり厳しかったことを明かし、「漫才のことを考える瞬間がその日も1秒もなくて」と振り返る。
「山里は誰が来るか分からない状態だから、僕とか来る側が用意しなきゃいけないじゃん? こういうのって、ネタとか、だいたいこれ喋ろうとか。でも、それも用意できなくて」と口にするあのは、その理由について「今日は『Mステ(ミュージックステーション)』(テレビ朝日系)と『【推しの子】』のことで頭いっぱいみたいな。で、次Zeppで自分のライブ。だから、ライブのことで頭いっぱい」と言い、スケジュールを遡っていく。
「で、その夜『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。『おっさんずラブ』のことで頭いっぱい…(笑)」と言った瞬間あのは、「あぁー!! あった! ヤバイ!!! あれれれれ? まぁまぁまぁまぁまぁ息抜きよ、息抜き。ツアーがあったじゃない! ツアー完走したあとくらいプライベートでさ」と急いで言い訳を捲し立てる。そして何事もなかったかのように「で、その次もまぁバラエティーの収録だから、それで頭いっぱいでしょ。舞台挨拶で映画のプロモーションのことで頭いっぱいだったから…」と続けた。
だが、不意に笑ってしまったあのは「『おっさんずラブ』…まぁまぁまぁなかったにしよう! 『おっさんずラブ』はもうなかった!」となかったことに。「僕『台本はないです』って言われてたんだけど、言うてもあると思うじゃん!? ちょっとは箇条書きとかでもいいからこんな感じですみたいなのが、あるのかな〜とか。本当に僕、山里がゲスト知らないとも思ってなかったわけ。言うて知ってんじゃない? とか思ってたけど、もうガチで本当に何もないの、台本も」と完全にシークレットかつアドリブで挑んだようだ。
「で、めっちゃ急いで会場着いたらスタッフさんが来て『大丈夫ですか?』みたいに言われたけど、大丈夫も何も…『もう全部よく分からないんで大丈夫です』とか言って、僕ももうなんか…投げやりになっちゃうぐらいなの。話す余裕もないし。だって今からさ、打ち合わせしたところで、覚えられないじゃん? だから、もう勢いでいっちゃえ! みたいな感じだったんだよ」と当時の心境を思い返すあの。
「開演前には着いたけど、古舘さんの後半だったかな? もう始まっちゃってて。ソワソワするのよ、本当に。何にも準備がないから。え、これ大丈夫か? みたいな。けどもう打ち合わせも台本もないまま、ジャージのままで飛び込みで行って」とノープランでステージに立ったことをぶっちゃけ、「…うーん…いやちょっとね、僕、メンタル…結構強過ぎるなって思っちゃったくらいだけど」とコメント。
「舞台には紙袋を顔に被せられた山里がいて。その真ん前まで行ってとりあえず(山里を)睨んで。あとから水田さんが『睨むっていう手があったか!』みたいに言ってたけど。僕、睨むつもりもなくて。なんか分かんないからもう癖で睨んじゃったみたいな」と語り、「そしたら、その紙袋をどっちが取るとか分かんなくて。多分事前に『ゲストさんが取ってください』って言われてるんだけど、それも入ってきてなかったから。ずっと無音の時間、僕がただただ睨んでる時間が続いて。いろいろ考えながらずっと睨んでたら奥でスタッフさんが『取って! 取って!』みたいなジェスチャーして。あ、取んのか! と思って、バッて取って、漫才が始まったんだけど」と初っ端からアクシデントがあったことを告白した。
あのは「そっからもうずっと30分、即興で。山里さんマジすごいよ。4人と即興で漫才してるから」と山里を讃えつつ、「掛け合いみたいな漫才になって。で、山里さんがマジでもう全部引っ張ってくれたんだけど、本当めちゃくちゃ。で、お客さんが本当にめっちゃ温かくて。言う言葉(一つひとつ)にウケてくれるの。それ結構僕、感動したかも」と漫才中の心境を吐露。
「音楽とはまた違うなみたいな。で、考えていく漫才ともまたちょっと違うじゃん? アドリブ性しかないから。それはすごくうれしかったし、これをやってる人たちすごいなって思いながら。山里に任せればいけるっていう信頼度があるから。30分しっかりやり遂げましたね」と山里への信頼感と共に、初めて味わった喜びを噛み締める。
さらにあのは「だいぶ喋ったなって思ったときにまだ20分とかで。えぇ…10分どうしよう…とか思ったときに。やんわりちょっとだけこういう展開も入れようかなぐらいで考えてたものとかを自分から入れたりとかできたから」と満足げに話し、「もう本当に一週間、こんな締め括り。マジやり遂げた、ヤッバ! みたいな。こんな爆笑も貰えてさ。はぁーーーーーー(幸せのため息)と思って」とうれしそうに微笑んだ。
「本当に僕はこの一週間、僕の人生においてもいろんな経験ができて、5年分くらいの重みあったの、正直」とこの一週間の出来事をまとめ、そんな一週間の最後に「師匠の山里とさ、漫才30分で、即興でだよ。僕、漫才の経験ないんだよ! 初めてがそれっていう。そういうでかい壁を越えての、温かいお客さんのおかげでもあるけど、大爆笑を頂いて」と再度悦に入る。
そんなあのだったが、共にゲストとして出演した太田が、舞台上でも裏でもあまりにもしつこくあののモノマネ等をして、かまってきたエピソードを最後に付け加え、「はぁーーーーーー(幸せのため息)と思ったのに、最後ぴょこぴょこぴょこ(ピョン吉のTシャツを着た太田の擬音)。もう最悪! もう最悪の締め括りだった、マジで(笑)! マジで太田許さねぇ!!」と笑いながら怒り、締め括った。
「声やってるから結構気にしちゃうのかなって思ったけど…」
イチナナ限定アフタートークでは、自身が声優を務める映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」についての話題を展開。「『デデデデデ』観ましたよ、僕!」と口火を切ったあのは、「ちゃんと劇場で観て、あれ…すごいね。クッソおもろい!」と興奮気味に声を弾ませる。作品の感想を語りつつ、「自分が声やってるからさ、結構気にしちゃうのかなって思ったけど、そんなこともなくて。ちゃんと楽しめた。そういう意味でよっぽどおもろいんだなと」と絶賛。最後に「みんな観てほしい」と勧めた。
配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず「2年目もよろしゅう!」「チームメンヘラ‼︎‼︎‼︎‼︎」「新しいジングルおもろいwww」「山里さんとの漫才話最高!」などの温かい応援コメントで盛り上がりを見せた。
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