栗山英樹「『村上と心中だ』と思っていた」WBCを駆け抜けた名将が語る当時の思い<太田光のテレビの向こうで>
爆笑問題の太田光がスペシャルなゲストと1対1で語り合うBSフジの「太田光のテレビの向こうで」。第2弾となる4月7日昼12時からの放送では、太田と侍ジャパン・栗山英樹前監督が語り合う。いまや日本を代表するスーパースターとなった「大谷翔平」の話題から、太田と栗山の意外な共通点について大いに盛り上がる回となった。
話題はもちろん「大谷翔平」から
「大谷は完全なヒーロー」と話す太田に、プロ入り当初から間近で見つめてきた栗山も「神様が一つだけ許してくれるなら、1日だけ大谷翔平になってみたい」と明かす。太田の「なりたいですよね…一生は嫌ですけどね。笑」という共感を受けつつ、一方で栗山は大谷を別次元で見ているとも語る。
大谷への期待、厳しさを「『もっと大谷翔平ならできるよね』って言い続けるのが自分の責任という域までいっている感はある」と表現した栗山。その真意とは。
また2024年で59歳になる太田が、60歳を過ぎてWBCで頂点を極め日本を沸かせた栗山の活躍に注目。「栗山さんのピークは60過ぎじゃないですか」と、来年60歳を迎える自分の未来と重ね「ものすごく勇気づけられる」と熱く語る。
そして話題はWBCの舞台裏にも及んだ。あの感動から一年。話題はWBC当時に調子の悪かった村上宗隆を栗山がどう見ていたのかに。
栗山は「WBC前年のオーストラリア戦で村上のバッティングを見て、村上が日本を代表するバッターになると確信していた。監督としては打順を変えたほうがいいとか、いろいろなことを考えたが、個人的には『村上と心中だ』と思っていた」と当時の気持ちを明かす。監督としての采配と個人的な思いがせめぎあっていたようだ。
さらに、最近村上選手と食事した際に指摘された「重圧」の真相に、栗山は「そうかー、俺の想い逆かぁ」っと項垂れたという。
野球とお笑い、2人の意外な共通点
最後は、一見交じり合うことのないジャンルで生きる2人が思い描くそれぞれの「夢」と「現実」の共通点について。
また今シーズンより北海道日本ハムファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサーとして球団運営と編成を担っている栗山が目指す、“これからの野球界”について語る。