シャ乱Qまこと、妻・富永美樹、借金かかえ“田舎暮らし”の真実
8月28日(月)放送の「結婚したら人生劇変!○○の妻たち」(TBS系)に、元フジテレビアナウンサーの富永美樹が、夫のシャ乱Qまことと共に田舎暮らしを決断した理由を語った。
入社4年目、レギュラー番組5本を抱える人気女子アナだった富永が、シャ乱Qまこととの結婚を機に、フジテレビを退社。「夫を支えるために」と専業主婦を選択した富永は「もったいない。せっかく入れたのに、めったになれないよ」と、周囲から退職を留意されたが「まずこの人と家族になるということを、きちんとしたい、やりたいって思って辞めちゃいましたね」と、笑顔で当時を振り返った。
しかし、夫を支えるだけの生活が続く中で「子どもを育てているわけじゃないし、働いているわけでもない。納税もしていないんですよ。私ってこの社会に必要なのかなって、だんだん思い始めて……」自分の存在意義を自問自答する苦しい日々が6年も続いた。
2006年、シャ乱Qが活動を再開「ドラムをたたいている時が一番イキイキしている」と再び夫を支える決意を固めた富永。
活動再開でバラエティー番組の出演が増えた夫のまことは、妻の目から見ると「やっぱり、前と同じようにはいかない。現実的にそれが見えてきたときに、だんだん元気がなくなってきた」と映ったとか。
「自分が一番やりたいことができないという喪失感みたいなものは、すごくあったんじゃないかな。何を目的に生きているのか見失っている。しゃべらない、笑わない…夫がもたないと思った」
その時富永は、新婚当時に自然の中でキャンプをして笑顔になるまことを思い出し、山梨に家を買うことを決断する。
「夫が笑顔になれる場所を作らなくちゃいけない。(清水の)舞台から飛び降りる気持ちで山梨に家を建てました。ここ(東京)の借金も終わってないのに。いくらあるんだろう通帳に、と思いながら1カ月分の生活費を残して全部なくなりました」
そんな妻の決断に夫のまことは「色んなものを救ってもくれたし、浄化してくれた。見失いそうなものも見つけられたし、東京にしか家がなかったら、今頃何かが崩壊していたと思う。変な呪縛を解いてくれた」と妻への感謝の気持ちを語った。
「色んな経験をさせてくれたから、今の私がある。良いことも悪いことも含めて。私の半分は、まことが作ったと思っています」と富永が言えば、まことも「僕たちは2人合わせて1になるようにできています」と話し、夫婦の深い絆にスタジオゲストで、離婚経験のある小柳ルミ子、有賀さつきは、深いため息とともに感動をあらわにしていた。
次回は、9月4日(月)夜7:00~放送予定。
毎週月曜夜7:00-8:00
TBS系で放送