田中理恵、特典目当てで劇場に行くも「ボロボロ泣いた」
その後、会場のスクリーンには「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想投稿キャンペーンで集まった全国のファンの方々からのコメントで作成された“メッセージハロ”が映し出された。このキャンペーンではキラとアスランの新録ボイスも使用した「スペシャルムービー」も公開され、SNSで話題を呼んでいた。映像は本編のキラとアスランが殴り合うシーンを使用したもので、保志は「あんな名シーンをいじっちゃっていいの?って思いましたが本番さながらで収録しましたよね?」と石田に振ると「アザができたよね(笑)」と返し、会場は笑いに包まれた。
改めて「自身にとってのガンダムSEEDシリーズとは?」という質問に対し、保志は「この時代に声優として“福田ガンダム”のオーディションの機会を得られることなんてめったにないですから。あの時受けていて本当に良かったです!」と自身の声優人生の起点を振り返った。
田中は「特典が欲しくて昨日劇場に足を運んだのですが、ボロボロ泣いてしまいました」と告白。さらに「特典がどうしても欲しくて100回以上見にいらっしゃった方とも遭遇しまして、こういう形で支持していただいて本当にありがたいなと思います」とファンへの感謝の気持ちを吐露。
石田は「僕にとっての『SEED』は学ばせていただいた作品、という印象が強いです。アスランという役も含め、大イベントなど反響が大きい作品に携われたのは自分の中で糧になっています。そういう作品に出会えるタイミングは難しかったりするので、自分はラッキーだったなと思います」と答える。
石田彰「改めて奇跡だなと思う」
本作の新キャラクターを演じた下野も「『SEED』は憧れの作品で、TVシリーズが終わった時は関わることがないんだろうな思っていたのが、自分の中でも奇跡のようなタイミングでオーディションに受かって関わることができたのは改めて奇跡だなと思います。こうやってイベントに参加して、どれだけこの作品が人気なのか、皆さんの“ガンダムSEED愛”が冷めることなく、むしろ盛り上がっているんじゃないかというのを実感してます」とコメント。
同じく福山も「ガンダムに関わりたくて声優の道を選んだといっても過言じゃないですが、そのようなタイトルで作品作りの面白さや自分の演じた早口キャラが立っていたようで良かったです。小学2年生の頃、ガンダムが好きすぎて作文に『将来は科学者になってガンダムを作る』という夢を書いていたので40年後に夢が本当にかなって良かったです」と思いを語った。
そして、登壇者による締めくくりのあいさつへ。保志は「フィナーレ舞台あいさつと言われてしまうと終わっちゃう感じがして寂しいですが、毎年いろんな仕事でキラを演じてきました。ただ、どこかで劇場版を待っている自分がいたので、ようやく戻ってくることができた、そして、みんなが待っててくれて、想像以上の盛り上がりを見せてくれたことが本当にうれしいです。公開から今日まであっという間で『まだまだ終わらせんぞ』という気持ちが強いので、これからも世界に向けて『ガンダムSEED FREEDOM』の輪を広げていきたいと思っております」と語ると、会場に向け「『ガンダムSEED FREEDOM』これからも盛り上がっていくぞ!」と呼びかけた。
キャスト退場後、スクリーンにはサプライズで「SEED FREEDOM」CGチームからの特別ムービーが流れ、客席は再び沸き上がる中、イベントは幕を閉じた。