MISIA「本当に音楽ってすごい…」ビビアン・スーと共に一夜限りの台湾・花蓮地震被災地支援ライブを開催
トークや歌唱まで…2人の友情が垣間見える
椅子に座って展開したトークでは、MISIAがデビューした1998年当時、すでにブラックビスケッツの一員として日本でも活躍していたビビアンをよく見ていたという話題に。2人がオーディエンスと一緒に「Timing~タイミング~」のサビを歌うと、次はビビアンがMISIAの「Everything」をオーディエンスと歌唱。
観客だけでなくバンドメンバーにもマイクを向けて歌声を要求するなど、会場はとてもあたたかい雰囲気でひとつになっていった。さらに台湾と日本の食べ物や文化など、身近な話題でナチュラルな会話を楽しむ2人の姿には、地域や言語を超えた友情を感じた。
MISIA、音楽のつなぐ力に感動
そして2人で披露したのはビビアンが初めて作曲した楽曲「翼」とテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」。前者では北京語歌詞をビビアンが、日本語歌詞をMISIAが歌った。本編最後の「愛をありがとう」を。
パフォーマンスをする前にMISIAは「この曲を作曲してくださったのは台湾のミュージシャンの方なんです。そして歌詞は私が書いて、2パターンあるアレンジをしてくださったのは船山基紀さんと、香港の方。だからこの曲はアジアで作った歌だなって思ってるんです。本当に音楽ってすごいですよね。たくさんの人とつながりながら音楽を作って、そしてたくさんの聴いてくださる方とつながることができる。こんな素敵なことってないですよね」と想いを伝えた。
アンコールではMISIAとビビアンで「STAMINA~スタミナ~」「Timing~タイミング~」のメドレーをファンキーなアレンジで披露し、ラストは会場全体で「あなたにスマイル:)」を歌い上げ幕を閉じた。