腹筋の再現にこだわる「転スラ」コスプレイヤー「適度に引き締まったおなか周りを見てください」<ストフェス2024>
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。5月12日には、国内最大規模のコスプレイベント「日本橋ストリートフェスタ2024」(ストフェス2024)が大阪市浪速区・でんでんタウンにて開催。総来場者数は約21万人を記録し、開催エリアは大盛り上がりとなった。WEBザテレビジョンでは、そんな「ストフェス2024」を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。撮影とともに、それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
「ストフェス2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?
「転生したらスライムだった件」ミリム・ナーヴァ/神月れむさん
メークに関しては、まつ毛がピンク色のキャラクター…ということで、マスカラやアイライン、アイシャドウなど、全体的にピンクを使って仕上げました。それと今回はおなかの出る衣装だったので、腹筋は付き過ぎず、でも適度に引き締まるよう、加減をしながら絞ってきたこともこだわったポイントです。
「うる星やつら」ラム/石田柚希さん
少しでもラムちゃんらしさを再現できるように、角は公式に発売されているクリップ状のものを使いました。衣装をきれいに格好良く着こなせるように体を絞ってきたことも、こだわったポイントの一つです。
「鬼滅の刃」憎珀天/類たそさん
こだわった点は太鼓の強度と軽量化のバランスです。それと衣装の柄ですが、あえて本編とは違うものを選んで自分なりの格好良さを追求してみました。眉より上は血管が浮いて見えるように特殊メークの技術で再現しているので、そこにも注目していただけるとうれしいです。
「鬼滅の刃」半天狗/ラアマさん
フルマスクの特殊メークに初めて挑戦しました。大変だったのは眉部分や頬筋、顎などの肉付けで、いくらやっても自分の顔に見えてしまうため、何度も調整を重ねてこちらの形に仕上げました。衣装に関しては金の波線をどう取り付けるか悩みどころで、前日まで試行錯誤して、何とか完成に漕ぎつけました。
コスプレが楽しめる大型イベントは今後も全国で続々開催!
こうして大盛況のうちに終了した「ストフェス2024」以降も、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で続々と開催予定。夏には「ワンダーフェスティバル2024[夏]」(7月28日、幕張メッセ)、「世界コスプレサミット2024」(8月2日~4日、名古屋・オアシス21ほか)、「コミックマーケット104」(8月11日・12日、東京ビッグサイト)なども控えている。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井