樋口日奈が、BS-TBSの人気番組「町中華で飲ろうぜ」(毎週月曜夜10:00-11:00)の新レギュラーに加わってから約2カ月、その豪快な食べっぷり&飲みっぷりが話題となっている。2011年に乃木坂46の1期生メンバーとして芸能活動を開始した樋口は、2022年10月にグループを卒業して以降、俳優業を中心に活動中。そんな樋口だが、現在26歳にして焼酎コンシェルジュ・焼酎ソムリエの資格を持ち、若い頃からお酒に魅了されっぱなしだという。今回、WEBザテレビジョンでは樋口にインタビューを実施。番組の新メンバーになってみての感想や、お酒を好きになったきっかけ、体型維持の方法、そして乃木坂46卒業から約1年半が経過した今、どんな心境の変化があったのかを聞いた。
放送5周年!町中華ブームのけん引役となった番組
同番組は、どの町にもある、どこか懐かしい昭和レトロな町中華に、玉袋筋太郎らが訪れ店の方や常連とも触れ合いながら中華料理とお酒を楽しむ番組で、町中華ブームのけん引役とも言われている。2019年4月の放送開始時から出演してきた高田秋と坂ノ上茜が今春に番組を卒業し、新たに樋口と女優の清田みくりがレギュラーに加わった。
6月24日の放送で樋口が訪れるのは、インバウンドブームで外国人観光客に人気の浅草。昭和23年開業の「ぼたん」で人生初の「天津飯のアタマ」を堪能する他、お目当ての「オムライス」に舌鼓。また、5年前の第1回放送で玉袋も訪れた開業昭和45年の「中華カド」では、日本酒と共に町中華を味わううちに、常連客たちと打ち解けていく。
初回ロケを振り返り反省「力み過ぎているなと感じました」
――「町中華で飲ろうぜ」のロケを何度か経験してみていかがですか?
楽しいの一言に尽きます! (取材時点では)2回ロケに行かせていただいたのですが、初めは少し緊張してしまっていて…。ですが、終わってお家に帰ると「ご飯もおいしかったし、楽しかったな」ってなるんです。
2回とも私はとっても楽しかったのですが、オンエアを見たら楽しみ過ぎて、ケラケラ笑っている自分がテレビに映っていてビックリ。思わず、自分で自分に「やかましいわ!」って言っちゃいました(笑)。酔っている自分を初めて客観的に見た結果、少し反省する部分もありますが、“とにかく楽しい”が今のところ勝っています!
――初回ロケの前に準備したことはありますか?
元々、(高田)秋ちゃんがきっかけで番組を見ていたので、“私なりに楽しもう”と意気込んでロケに挑んだのですが、いっぱい食べたいですし、何より一口目のお酒をおいしいと感じたくて、数日前からしっかり調整していました。
ロケ当日は朝からお仕事が入っていたので、疲れた後のお酒は本当に最高で…調子に乗ってたくさん飲んでしまいました(笑)。
――「町中華で飲ろうぜ」で求められるのは、通常の食レポとは異なりますよね?
そうなんです! ロケが始まる前から、心掛けなければいけないなと思っていたポイントなのですが、そこが他の街ブラロケだったり、散歩番組とは違う部分なのかなと。町中華を食べて、飲んで紹介はするけれども、皆さんとにかく自然体で、おいしかったら「うまい!」の一言で良かったり…きっとカメラを意識し過ぎずにやられているんだなと。
自分で心掛けてはいても、無意識に“(味を)伝えなきゃ”という気持ちが先行してしまって、初回放送は自分で見ていても力み過ぎているなと感じましたね。