すみれ、ハリウッド進出で体験した差別「アジア人はアメリカではうまくいかない」
9月8日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)にすみれがゲスト出演。映画「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」でハリウッド進出を果たした背景について語った。
すみれは7歳で母・松原千明と共にハワイへ移住。高校時代には歌もダンスも芝居も貪欲に学び、校内のミュージカルの舞台にも立つなど、表現力に磨きをかけた。大学はペンシルベニア州のカーネギーメロン大学演劇学科に進学し、イーサン・ホークやホリー・ハンターも通った名門で学ぶことになる。
だが「すごく大学がハードで授業もすごい大変だったし、その後からのリハーサルやら…本当に全然寝られない」とすみれは在学中の苦労を語る。さらに「アジア人が一人しか大学にいなかった」「先生の方々に人種差別されて『アジア人はアメリカではうまくいかないよ』って」言われてしまったという。
すみれの胸中には「何かを変えなきゃいけない」という思いが湧き起こり、2011年に日本へ活動の場を移すことに。
とはいえ日本での活動も当初は思うようにいかず、「お芝居もすごい勉強してきて好きだったのに、(舞台のせりふが)日本語になったらドタバタして、すごい悔しい思いをした」とその頃の状況を振り返る。
その後も諦めることなく努力を続け、2015年にはハワイを舞台にしたアメリカの人気ドラマ「HAWAII FIVE-0」への出演をオーディションで獲得。ハリウッド映画のデビュー作「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」では重要な役どころを務めている。
次回、9月15日(金)放送予定の「アナザースカイ」のゲストは草刈民代。
毎週金曜夜11:00-11:30
日本テレビ系で放送