コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、たなかふじもとさんの漫画「素足に伝わる毛むくじゃらの感触」。本作は猫専門の情報メディア「ねこナビ」に掲載されている。
作者であるたなかふじもとさんが5月12日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.8万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではたなかふじもとさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
疲れているときに起こる”猫あるある”が共感しかない
作者・たなかふじもとさんは、「疲れてるときは注意力が散漫になるので慌てた行動を控えましょう」と言いつつ、1歩後ろへ下がった瞬間に愛猫のしっぽを踏んでしまった。素足にもふもふの感触が伝わった瞬間「この感触…やっちまった…」と顔面蒼白に。すかさず愛猫に「ごめん!!ごめん!!大丈夫!?」とかがむと、踏んだのは猫ではなく”もふもふなスリッパ”だった。
本作を投稿した X(旧Twitter)では、「わかりみしかありません」「ほぼ毎日これやる」「週に何度やることかw」などの共感の声が多数寄せられている。
また、実際に経験した人からも「スリッパを、10分間、撫で続けた事があります」「これを経験してから我が家からもふもふのスリッパは消えました」「母のファーマフラー撫でてたことある」「よく黒いカバンとか黒いスウェットとかに謝ってる!」などのエピソードも寄せられている。
「無表情のようでたくさんの表情を感じ取れるようなにゃんこになれば」作者・たなかふじもとさんが猫を描くときのこだわりとは
――「素足に伝わる毛むくじゃらの感触」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
2コマ目から5コマ目まで、0.7秒くらいの瞬間的な行動なので、それを分解したら分かりにくくなるかな…と思いましたが、思いのほか反応をいただけて、みなさん結構”エア猫ふんじゃった”してらっしゃるのだな…と。
――本作や書籍「ザ・にゃんフィクション」など、猫に関する漫画を多く描いていらっしゃいますが、きっかけや理由があればお教えください。
『ザ・にゃんフィクション』の中でも描きましたが、知り合いの方から保護猫の里親のお話を頂いて、流れで子猫を3匹ももらう事になりまして。せめてカリカリご飯代くらいになればいいなと、漫画を描き始めました。
――作品内の可愛い猫ちゃんが印象的ですが、猫を描くときにこだわっていることがあればお教えください。
最初はデフォルメ調で描いていたのですが、どうもしっくりこなかったので、リアル寄りの絵にしました。無表情のようでたくさんの表情を感じ取れるようなにゃんこになれば良いなと思ってます。
――今後の展望や目標をお教えください。
猫マンガのお仕事募集中です。誰かください。どうですかWEBザテレビジョンさん!!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
猫のように気紛れに描いてるマンガなので、たまに撫でたり構ってあげたりしていただけると嬉しいです。