6月28日に放送された「国分太一のTHE CRAFTSMEN」(毎週金曜曜夜10:00-11:00[BSJapanext＜263ch＞])は、「洗車編」を放送。普段よりも明るいテンションで、半年分の汚れを落として綺麗にしていく。
前回のリベンジに「コンディション最高の車」で来た国分
前回の撮影から1カ月ほど空いたということで、“ワカさん”こと茨木一綺さん達と近況トークを交わしつつ本日の作業に入っていく面々。今日が洗車回ということで遠慮をなくした国分は、泥跳ねも虫の死骸もついた「コンディション最高の車の汚い状況で来たんだよ」と語る。しかし撮影日は雨が降っていたため、泥などは流れてしまったという。前回の洗車回では番組スケジュールを忘れて事前に洗車してきしまった国分だけに、挽回したいところだったようだ。
雨で塗れた車体を見てもらいながら、ホイールなどの汚れを指して「ここら辺まだ残ってるのわかる？」と聞く国分。きちんと洗車の意義を訴えるのだが、ワカさんと“アネゴ”こと茨木美伽さんは見もせずに「あぁ汚いわ」「全然汚ねえよ」と一蹴される。みんなが口々に汚れの確認を進めるなか、アネゴの「上手に汚しましたね」が耳に残った。
それでもまだ洗車回のために貢献をアピールしたいのか、「ガソリンスタンドのお兄さんに『窓拭かないでください』って言いましたからね」と語る国分。あまりにも小さい努力に笑いが巻き起こりつつ、細部までどんな汚れがついているのかの確認が完了する。
まずは高圧洗浄機をおこない、スポンジで手洗い、最後にコーティングを行うという手順が説明されていく。洗車に使うアイテムもワカさんが用意してくれていたが、高圧洗浄機は「ヤマさんに持たせるのはやめよう」と国分。お調子者の“ヤマさん”こと山口慎也は、3月8日放送回でスプレー缶を手に暴走していたという前科がある。それを振り返っての発言だった。
高圧洗浄を始める際、今回は強力な"サイクロンジェットノズル”をチョイス。ワカさんの車では塗装が剥げる危険性もあるほどの威力があるため、アネゴからもう少しソフトな方で良いのではという提案もあった。しかし今回は強力なアタッチメントで、一気に洗うことに。ノズルを取り付けたあと、しれっと受け取るヤマさん。ふざけて人に向かって構えるヤマさんに「なんでヤマさんに渡したの!!」とツッコミつつ、ホイールから洗いはじめる。
水を受けて落ちていく泥を見て、「汚い!!」とつぶやく一同に「汚くして来いって言われたんだから！」と国分が反論。タイヤやフェンダー、バンパーの裏側などから洗い、車体上部だけではなく見えない車体裏側までテンポよく高圧洗浄をおこなう。フロントガラスに残る虫の痕跡や天井もしっかり高圧水で流し、ひとまず高圧洗浄が完了した。
スポンジやハケによる手洗い作業中も笑いは絶えない
高圧洗浄を済ませたあとは、スポンジによる手洗いが始まる。ドイツ製のスポンジに謎の信頼感を向けながら、車のシャンプーを水で薄めていく。
上から下に汚れを落としていくため、脚立に登って天井からスポンジを当てていく国分。しかしそこで、技術チームが貼ったと思しきマスキングテープを発見する。「ちゃんと持ち帰ってよ」と注意する一幕を挟みつつ、ワカさんがふたたびせっかちさを発揮。泡立てたスポンジでフロントガラスを手早く洗い上げ、国分の見せ場がないまま車体が綺麗になっていく。
一通り手洗いをしたあとにもう一度高圧洗浄機を使って水洗いし、マイクロファイバータオルで拭きあげていく。ぴかぴかに輝く車体に興奮する国分だったが、天井などに多く残る水垢をワカさんから指摘されてしまう。ただ頑固な水垢は削らなければ取れないため、今回は置いておくことに。輝く車体を前に「かがやき～！」と興奮する国分に、「IKKOさん来た」とアネゴが喜ぶコントを挟みつつ作業続行。
最後はタイヤの汚れを落として磨き上げ、ホイールの艶出し作業、車体・窓ガラスのコーティング作業でフィニッシュ。終始笑いの絶えないまま、半日かけて国分の車が綺麗に磨きあげられたのだった。
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