6月30日に放送された人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂？」(毎週日曜深夜1:35、テレ東、ほかLeminoにて配信中)では、「9thシングルヒット祈願」後編が放送された。9thシングル「自業自得」発売するにあたって、恒例のヒット祈願・修行登山に励む姿が見られる。
6時間を超える過酷な登山を行うメンバーに立ち塞がる鎖場
今週の放送では、前回に引き続き「9thシングルヒット祈願」後編が放送された。恒例となったヒット祈願で、9thシングルとなる「自業自得」が6月26日に発売するにあたってのもの。現地へと向かった11人の3期生メンバー全員で「修行登山」をおこなう。
長野県と山梨県の境にある、標高2715mの高山である権現岳。古くから修験道の霊場とされており、頂上にまつられている“永遠の生命”を象徴する巨岩を目指す。先輩からのビデオレターや差し入れを受け取り、気合を充填しながらふたたび進んでいく櫻坂3期生メンバー。
登山開始から6時間…標高2530mの目印となるのろし場を超えると、道はすでに雲の上へ差し掛かる高度。そこで見えてきたのは、権現坂の難所である100m以上の砂利道だ。雲に包まれて視界も悪くなる山道を、互いに声援をかけあいながら進んで行くメンバーたち。しかしそのうち、山下瞳月が涙を流しながら歩みを止めてしまう。
不安定な足場や高度、疲労から「怖い～…」と涙を流してしまう山下。もともと高所が苦手だった山下だが、それでもメンバーたちに声をかけられながら必死に砂利道を登っていく。少しずつ進んでいくなかで、前編で体調を崩していたようすの村井優もゆっくりと回復。笑顔を取り戻しながら先へと歩みを進める。
立ち止まるときも歩き出すときも互いに声をかけあい、支え合うメンバーたち。美しい友情を見せる彼女たちの前に、危険地帯である断崖絶壁の“鎖場”がたちふさがる。1本の鎖だけを命綱として、傾斜した山肌を渡らなければならない難所。しっかりとした足場がないため、1人ひとりゆっくりと進んでいく。高所が苦手な山下はスタッフに支えられながら必死に進むものの、途中で足が止まってしまう…。
目の前に広がる苦手な高所を前に、足がすくむ山下。その背を、メンバーたちの声援と“3期生初の表題センター”としての覚悟が押す。なんとか渡り切った山下は、先に辿り着いていた小田倉麗奈に迎えられながら「お母さんに1年ぶりに会いたい」と達成感からの言葉をこぼした。
ほかのメンバーたちは先に渡ったメンバーのおかげか軽い調子で超えることができたものの、権現岳の鎖場は1つではない。複数の鎖場を超えるなかで消耗していくメンバーたちに、再び先輩メンバーからのメッセージが届けられる。
疲れと恐怖からメンバーを助けてくれるのは、先輩からの激励の言葉
先輩メンバーからの激励のメッセージを受け、涙ながらに力強く歩き出す3期生たち。「VTRのおかげで一旦冷静になれたし、先輩方からたくさん嬉しい言葉をいただいたので、もうどこまででもがんばれそうです」と語る小島凪紗の表情は、すっかり明るいものになっていた。
1人ひとりへ送られた先輩からの「頑張り屋さん」「すごい強い子なのを知ってる」「心が優しい子」といったメッセージを胸に、全員が最後のひと踏ん張り。誰一人欠けることなく11人全員で、山頂へとたどり着くことができた。過酷な登山修行を終えたことを涙を流しながら労い合い、頂上にまつられていた巨岩へ9thシングルのヒットを祈願する。
最後に思いの丈を叫ぶというくだりでは、9thシングルのヒットや、Buddies(櫻坂46のファンのこと)に愛を届けられること、笑顔でいられるように、多くの方に愛されるシングルようになるように…など、さまざまな願いがメンバーの口から飛び出していくなか、谷口愛季は言葉が詰ってしまう。
今回の9thシングルは3期生メンバーがセンター・BACKSともに務める。先輩たちが作り上げた櫻坂46への愛が強い谷口だけに、登山修行に臨む意気込みも人一倍だったのかもしれない。山下らに励まされて涙をぬぐうと、「大好きなメンバーとBuddiesと、ずっと幸せでいられますように」と涙ながらに語るのだった。
「そこ曲がったら、櫻坂？」視聴ページ
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