ヒコロヒー&きしたかの・高野が行き当たりばったりな旅を敢行、「ミクロヒー~ヒコロヒーのミクロな未承認国家旅~」の見どころを紹介
お笑い芸人・ヒコロヒーが、芸人仲間であるきしたかの・高野正成とともに、普段は絶対に立ち入れない世界の未承認独立国家“ミクロネーション”を目指すドキュメントバラエティ「ミクロヒー~ヒコロヒーのミクロな未承認国家旅~」。動画配信サービス「Hulu」では、“完全版”として全6話を独占配信中。本記事では、同番組の内容や見どころについて紹介していく。
ヒコロヒー&高野が日本人として“シーランド公国”に初入国
「ミクロヒー ~ヒコロヒーのミクロな未承認国家旅~」はHuluが制作するオリジナルバラエティ番組で、6月13日、20日の2週にわたって日本テレビにて放送後、Huluにて独占配信がスタートした。
ヒコロヒーと高野の2人が目指したのは、スウェーデンに存在する険しい道を乗り越えなければたどり着けない「ラドニア」と、イギリスの港町から小さな船でしか行くことのできない「シーランド公国」の、2つの“未承認独立国家“。シーランド公国の皇太子によると、「日本人が“入国”したのは初めて」だという。
ちなみにミクロネーション(未承認独立国家)とは、自らは独立国家だと主張するものの、国連などの国際機関から“国”として承認されていない小さなコミュニティを指す。そこにヒコロヒーと高野が最小限のスタッフとともに訪れ、知られざる未承認独立国家での謎の生活に迫っていく。
到着早々、プチハプニングに見舞われる2人…
第1話では、1996年に独立宣言をし、人口は約3万人という小さな国・ラドニアを目指す。ラドニアには空港がなく、デンマークのコペンハーゲン空港を経由して向かうことに。
しかし到着翌日、来るはずだったガイドが現れず、いきなりオフになるというプチハプニングが発生。そこで2人は街へ繰り出し、クロワッサンやおかゆなどの朝食を楽しむ。事前情報なし、そもそも情報が少ない目的地ということもあり、何が起こるか分からない“行き当たりばったり”な旅の様子が描かれる点が、本番組の醍醐味と言える。
続いて2人が立ち寄ったのは、デンマークの中の独立した自治体・クリスチャニア。もともと軍の施設だったが、ヒッピーたちが住み始め、現在は約850人が独自の法律のもと暮らしている。その中で麻薬の売人が集まるプッシャーストリートはカメラもNGとされる危険区域だと言われており――。
ちなみに第2話以降では、スウェーデンの“アーリルド”という小さな港町を目指す道中、ヒコロヒーが「高野さんさえいなかったら泣いてた」とその美しさに感激した小島・サルトホルムなど、様々な絶景も映し出される。