7月5日に放送された「国分太一のTHE CRAFTSMEN」(毎週金曜曜夜10:00-11:00[BSJapanext<263ch>])は、「車カスタム 横板の取り付け編」と「ミニ四駆大会編」を放送。同番組の目玉である車カスタムの続きと、大人だからこそ熱中するミニ四駆大会のようすを追う。
じゃれあいながらもクラフトマンシップを発揮するワカさんの技術力
「車カスタム 横板の取り付け編」では、鉄板が露出している内側のボディ側面に横板を取り付けていく。柱にベニヤ板をねじ止めしていきたいのだが、最後部だけはちょうどいい柱がない。そこで“ワカさん”こと茨木一綺さんがもう一本の柱を増設しようと提案してくれた。
問題は柱を増設する方法。慣れているという点では溶接だったが、車内に火花が散ってしまうこともあって「新たなことに挑戦してみよう」という結論に。ほどなくして軽量鉄骨が用意されたのだが、車体の壁に沿わせるには加工が必要になる。サンダーと呼ばれる切断用機材で切れ込みを入れ、必要なポイントを湾曲させようという案だ。だが、どう見てもかなり難しい。
それならば溶接にした方が…という話が出たのだが、すかさず国分が「ナナちゃん(軽量鉄骨を買って来てくれた番組スタッフ)が悲しむ顔を見たくない」とヤジを飛ばす。「私これ買いに行ったのに使わないんスか?」「これ無駄な経費ですよね?」と国分が雑な仮想ナナちゃんで非難すると、言い出しっぺのワカさんが頑張ってカットを行うことに。
だが実際に加工した軽量鉄骨を車体の内壁に沿わせてみたところ、カッターの刃の幅だけ切れ込みを入れるだけでも良いかもしれないとワカさん。必要な幅にカットのガイドラインをマーカーで印をつけて切り込みを入れ、途中で曲がり具合を確認しつつ進めていく。
途中で国分が代わって切り込みを入れてみるのだが、ガイドラインとズレてしまったり、かなり集中力のいる作業だとわかる。数々のアドバイスをもらいつつようやくきれいな切り込みを入れられた国分だったが、「ワカさんのスピードがすごい、やってわかる」と“やってみてわかる”ワカさんのクラフトマンシップに驚きを見せた。
国分のミスにはぼかしも…権力が使われた瞬間
仕上げはワカさんがおこない、完成した“曲がる軽量鉄骨”。「俺がやった場所わかんないでしょ?」と国分が言ったところ、鉄骨を持つ“ヤマさん”こと山口慎也がすかさず「わかりますよ、ここ」と指摘した。しかし国分が「今ぼかし入ってます」と言ったとたん、本当に国分が切り込みを入れた場所にモザイクが…。権力を振り回す小ボケに付き合ってあげるあたり、映像スタッフとの仲も良好らしい。
カットを終えた軽量鉄骨に、ネジ留めするための加工をおこなっていくワカさん。いざ車に当ててみると、余裕を持って切り出した計量鉄骨は少し尺が余り気味だった。ぴったりの長さになるまで何度かカットする流れだったのだが、国分のアイデアによって手数の減少に成功。「あざーす!」「やってます、自分」と満足げなキメ顔を見せる。
長さの問題が解決すると、次は電装系の配線がひっかかってしまうという問題が。そこで柱にする軽量鉄骨の内側に配線を入れ、車体が揺れたときに配線が暴れて音が鳴らさないように加工。計量鉄骨の柱が完成するのだった。
次回の「国分太一のTHE CRAFTSMEN」は「大人の夏休み一気見SP」。いつものメンバーでキャンプに向かい、定番のバーベキューのほかにもモルック、SUPなどのアウトドアを満喫する姿が見られるほか、テント外に置いたカメラで夜明けを楽しむシーンも。
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