上田晋也コメント
――100年ぶりパリ開催のオリンピックで楽しみなところは?
去年、ラグビーワールドカップの現地取材でパリに行って、オリンピック会場関連の場所も取材しましたが、エッフェル塔をバックにビーチバレー、グラン・パレでフェンシングが行われるなど、歴史あるパリの街ですごく画になるし、素敵な映像が見られるのでは、と想像しています。特に、アーバンスポーツはコンコルド広場で行われますが、歴史あるものと新しいアーバンスポーツの融合、マッチングを楽しみたいと思います。
――注目する競技・選手は?
卓球女子団体は、12年のロンドン大会から、リオ、東京とずっと見てきて、銀メダルと銅メダルを獲得してきましたが、年々進化、ステップアップしてきているように感じていますので、今回、いい色のメダルを取って欲しいと願っています。また、バレーボールは男女ともに注目していて、日本らしい緻密なバレーを見せて欲しいですし、ともにメダル獲得、ということになれば本当に快挙だと思います。
競泳では、池江璃花子選手が久々の個人種目出場ということで、オリンピックの舞台にたどり着いたこと自体、すごいことだと思いますし、池江選手らしいスマイルが見られるようなレースにして欲しいと思っています。
――パリ大会に向けての意気込み
前回、東京大会は、大会初日にコロナを発症したため、1か所も取材に行くことは出来ませんでした。アスリートの方々は「オリンピックの借りはオリンピックでしか返せない」とよく話をされますが、私こそ、パリ大会で借りを返すべく、できる限り会場に足を運んで取材出来るよう、万全の状態で取材に臨みたいと思います。現地取材では、試合前の選手の表情、現地の雰囲気、熱気など、テレビで映っていないようなところを1つでも多くお伝えできたらと思っています。
キャスター起用について:プロデューサー山下剛司
今大会も、アスリートへのリスペクトやスポーツ愛にあふれる、櫻井翔さん、上田晋也さんにキャスターを務めていただけること、お2人とともにパリでの熱戦をお届けできることを楽しみにしています。
櫻井さんは「newszero」、上田さんは「Going Sports & News」のキャスターとしても、東京大会以降の3年間、多くのインタビューや競技取材を行ってきて、選手たちのオリンピックに向けた努力や覚悟、オリンピックにかける思いの強さ、を実感されています。
お2人の言葉を通して、選手たちの積み上げてきた努力や大会にかける思い、覚悟を描きながら、アスリートキャスターの萩野公介さんとともに、選手の皆さんの輝いている姿を多くの方々にお届けしたいと思います。
※須崎優衣の「崎」はタツサキが正式表記