中村倫也×土屋太鳳出演の医療ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」第2話に松浦慎一郎、土村芳、河相我聞、佐戸井けん太、小林薫の出演が決定
第2話のあらすじ
ひだまりクリニックの昼休み。弱井(中村倫也)と雨宮(土屋太鳳)は、最近常連となったラーメン店『さざ波屋』で舌鼓を打つ。上機嫌の弱井を「気に入るとそればっかり食べますよね?」とたしなめつつ、雨宮の箸も進む。店長の玄(松浦慎一郎)も自分の味を気に入ってくれた弱井たちを見てうれしそうにもてなす。
そんな玄は、突然ベッドから起き上がれず、家から一歩も出られない状態になってしまう。見かねた玄の妹・楓(土村芳)は“ひだまりクリニック”を勧めるが、玄は「常連の弱井先生には気をつかわせたくない」と心療内科の“早乙女クリニック”に向かう。そこでうつと診断された玄は、抗うつ剤を処方され、次第にハイテンションになるも、疾患は“双極症”だったため、抗うつ剤がきっかけで“躁(そう)”状態になり、奔放な振る舞いを繰り返して周囲の人を困惑させる。心配した楓が弱井に相談した矢先、玄が突然、姿を消してしまう。
双極症とは~弱井先生のセリフ~(別名:双極性障害)
ハイテンションで万能感に満ちあふれる躁状態と憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す脳の病気です。躁状態の時は、周囲とのトラブルが増えますが、本人は病気とは思わないので病院には行こうとしません。うつで苦しくなった時に通院するので、抗うつ剤が処方され、その薬がきっかけで躁転してしまう場合があります。
躁とうつを繰り返す周期が人によって異なるためとても診断が難しい病気で、正しく診断されるまで数年かかるとも言われています。しかし、双極症は治療法が確立されていて、薬を飲み続けてコントロールする事で糖尿病や高血圧のように共存できる疾患です。