BSフジのドキュメント番組「釣りの時間~ロクマルへの道~」が、7月27日(土)よる8時から放送された。バスフィッシング界の神・菊元俊文が、怪魚ハンターとしてYouTubeなどで活躍するマルコスにバス釣りの「心技体」を伝授するドキュメント番組だ。“釣るため”の思考・行動が参考になるだけでなく、マルコスが目指す60cmオーバー…“ロクマル”という大物を釣れるのか、注目が集まる。
“ロクマル”を釣り上げるべく、バスプロのレジェンド菊元プロと共にさめうら湖へ
世界各国で、モンスター級の魚を釣り上げてきたマルコス。しかし彼女にはまだ成し遂げていないことがあった。それは、60cmオーバーのブラックバス“ロクマル”を釣り上げること。そんなマルコスが“ロクマル”を釣り上げるという夢をかなえるべく、“バスフィッシング界の神”とも呼ばれる菊元からバス釣りのノウハウを学んでいく。
菊元によると、50cm程度のブラックバスは“狙って獲る”ことができるという。しかし、“ロクマル”を釣るには“ひらめき”やタイミングが必要なのだとか。やはりマルコスが苦戦するだけあり、一筋縄ではいかないようす。
今回“ロクマル”を狙って訪れたのは、高知県土佐町に位置するさめうら湖。“四国の水がめ”として、西日本一の貯水量を誇る早明浦ダムによって生まれた西日本最大の湖だ。
バス釣りから釣りの道を歩んできたマルコス。初心者だった頃に「全国のバスを回ろう」と自分が立てた企画の一環で、さめうら湖で釣りをした経験はあるという。そのときは「めっちゃ釣れた」と、30cm以上のバスを釣った思い出に笑顔を見せる。そして30cmを釣り、40cm、50cmと大きな獲物を釣る段階を経て、「次は“ロクマル”を釣ってみたい」と現在の夢を語るのだった。
世界各国で怪魚を釣り上げるマルコスが次に挑むのは夢の“ロクマル”
独学で釣りを始めたマルコスだが、可憐な見た目に反して車中泊をしながら「全国47県バス釣り旅」という企画で全国を巡ったというタフな経験を持つ。バス釣りの全国制覇を経て、さらなる刺激を求めて興味を持ったのが“怪魚”。しかし“怪魚”の多くは世界各国に生息し、日本生息する海魚はごく少数だ。
そこでマルコスは、怪魚を釣り上げるために世界各国へ。マルコスの上半身が隠れるほどの巨大魚・ナイルパーチを釣り上げ、凶暴な肉食魚・アリゲーターガーを獲り、いまでは「Great Amazon World Fishing Rally」といったアマゾン川でおこなわれる世界大会にも出場するようになった。
そんなマルコスがいまだ釣り上げられていない“ロクマル”という目標達成のため、声をかけたのは菊元プロ。収録後、菊元は自身のInstagramで「今までの釣り番組とはテイストが違う感じになりそうです」とコメントしていた。予定調和のない自然相手のドキュメンタリーだけに、波乱の展開が予想される。
菊元はマルコスに、ロクマルを狙うための特別なルアーを伝授。一般的なジグからアユほどもある巨大なルアー、さらには菊元が「これ僕が使ったとき、初見でロクマル釣った」という秘密兵器も登場した。
教わったとおりに道具を使いこなすマルコス。菊元から「ペンシルであと1本か2本釣ったら免許皆伝」と手放しの褒め言葉をもらうシーンも。しかし途中から小雨に降られ…。
道具と技術、根性まで総動員して挑む“ロクマル釣り”。マルコスは果たして夢にたどりつけるのか、注目したい。番組はTVerで配信中。