恋愛リアリティ番組初(※2024年2月21日時点)、参加者が“男女のきょうだいのペア同士”という前代未聞のシチュエーションではじまる恋愛リアリティショー「恋愛きょうだい」。2024年3月27日からオンライン動画配信サービス「Hulu」にて独占配信スタートした同番組もついに最終告白へ。これまでの生活を経て、それぞれの決断とは…。本記事では、考察を踏まえながら第11話〜16話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
シンガポールで動き出す恋模様…すれ違いが発生するペアたち
シンガポールに舞台を移したきょうだいたち。きょうだいデュエット歌謡祭の結果、デート権を手にしたジュヨンは、想いを寄せるジェヒョンとのシンガポールデートを楽しむことに。
3組がデートを楽しむなか、デート権を得られなかったユンハ、ジウォン、チョルヒョン、ユンジェはシンガポール観光を楽しんで一足先に宿へ到着する。豪華な宿に興奮を隠せない4人。なんと、シンガポールからはきょうだいが同質で過ごすことに。
肝心の部屋決めは「きょうだいが揃ってベッドに寝た順」というルールのため、きょうだいそろってデート権を得られなかったユンジェ×ジウォンの兄妹が好きな部屋を選べることに。果たして、同室になることでお互いの恋愛に協力し合い、良い効果を生み出すことができるきょうだいはいるのか…。
一方でデートの延長を繰り返す3組。考え方の違いによって気持ちにすれ違いが生じ始めたチョア×ヨンウ、誤解が原因で険悪な雰囲気となるセスン×ジョンソプ、そしてジェヒョンを想うも一方通行が続くジュヨン×ジェヒョン…それぞれが複雑な想いを抱えながらシンガポール初日の夜を過ごす。
全員が帰宅後、宿に1通の手紙が届く。内容は「女性陣は明日のデート相手を指名し、その後きょうだいでデート相手を決める」というものだった。ここでついに、お互いに惹かれ合っていたジウォンとジェヒョンがデートすることに。
シンガポールで2日目を迎え、いよいよデートの日。チョアへの気持ちに変化を感じたヨンウは、この日のデートで自分の気持ちを確かめたいと考えていた。しかしデートの途中で怪我をしたことにより、デートは中断…。自分を気遣ってくれるチョアに対してマイナスの感情を抱くほどに、気持ちはすれ違ってしまっていた…。
一方でユンハ×ユンジェ、セスン×ジョンソプはシンガポールでのデートを満喫。特に初デートのジウォン×ジェヒョンは、これまで足りなかった時間を埋めるかのように2人の距離は急接近。互いに惹かれ合っていく様子が見て取れる。
宿に戻ったメンバーたちは、この日ときめいた人宛にメッセージを送る。デートを楽しんだメンバーを見て、一方通行の気持ちを自覚するジュヨンとチョルヒョン…。
そして新たな手紙が届く。内容は「明日はまだデートをしたことのない相手とデートをする」といったものだ。デートした人数が少ない人から相手を指名できるため、ユンハとしかデートをしていないユンジェが1番に選択。ユンジェは悩んだ末、あまり話していないジュヨンを選ぶ。
その結果、「ジュヨン×ユンジェ」「ユンハ×ヨンウ」「ジウォン×ジョンソプ」「チョア×ジェヒョン」「セスン×チョルヒョン」の5組のデートが決定。
いままでデートしたことがない相手だからこそ、複雑な心境を話せたり相談ができる。チョアはジェヒョンにヨンウへの想いを打ち明け、ヨンウはユンハからのアドバイスで自分の気持ちを整理できたのだが…。
それぞれのペアが帰宅すると、ヨンウはチョアを呼び出す。内容は、「別の人にときめいた」「今日はメッセージを送る相手が変わるかもしれない」といったものだ。
どう解釈するべきか悩むチョアだったが、この日もチョアはヨンウにメッセージを送る。しかしヨンウのメッセージは、この日デートをしたユンハへ。さらにユンハもヨンウに送り、セスンはチョルヒョンへと、メッセージのすれ違いによりこれまで安定していたユンハ×ユンジェやセスン×ジョンソプにも亀裂が入るのだった。
ついに最終告白へ…メンバーたちの選択とは
ユンハからメッセージが返って来なかったことで落ち込むユンジェ。さらにジェヒョンからジョンソプのチョアに対する行動を聞いたセスンは、相手に対して不安や不信感が募っていく。
そこでセスンは自分からジョンソプに話し合いの場を設け、これまでの自分の考え方を謝罪。いま向き合ってくれているジョンソプを信じることにした。一方、ユンハを避け続けるユンジェに対してはユンハも自ら歩み寄ることに。
そんななか、デート資金を決めるゲームをした際に最下位だったジウォン×ジョンソプペアは互いに1人選んでデートできる権利を獲得。ジウォンは好意を寄せるジェヒョン、ジョンソプはセスンを誘う。
これまで喧嘩が多かったセスン×ジョンソプペアだったが、前日に仲直りをしたおかげで、この日のデートは思う存分楽めたようだ。しかしジウォン×ジェヒョンのペアは、シンガポールに来てから順調に想いを通わせていたが、ジェヒョンが真剣な話に向き合えず、ここにきてすれ違いが発生…。
宿ではヨンウがチョアを呼び出す。「正直に言うと別れのあいさつかな」と気持ちを伝えるヨンウに、傷つくチョア。しかしそれでいて「初日の中立の状態に戻っただけ」とあいまいに濁すヨンウの言葉に、チョアはさらに困惑する。
最終告白まで残り2日となったこの日。複雑な想いを抱えるなか、それぞれがその日ときめいた相手にメッセージを送った。再びヨンウからメッセージが届いたチョアは、彼の思考がわからなくなっていた。
いよいよ翌日に最終告白を迎えるきょうだいたち。この日はデートしたい人を2名まで選択できる“秘密デート”がおこなわれる。誰が来るかわからない状況のなか、ジウォンのもとにやってきたのはヨンウだった。このデートにより、ジウォンへの気持ちを確信に変えたヨンウはアプローチを開始する。
一方、ジェヒョンは、前日のジウォンとのデートで伝えられなかった自分の想いをしっかりジウォンに告白。しかしジウォンとの溝は完全には埋まらないまま…。ジェヒョンと自分の理想に近いヨンウからの好意を受けて、揺らいでしまうジウォン。
また、セスンとジョンソプは秘密デートで、最終告白のあと将来の話をする。しかし互いジョンソプは「収録後にもお互いを知る期間がほしい」、セスンは「すぐに真剣な交際を考えている」と、このペアも最終告白を目前に再びすれ違いが発生。
すべての秘密デートを終えたあと、全員がバーに集合し「真実ゲーム」を開催。きょうだいで3回分の質問を決め、2回はきょうだいが代読、1回は自分が質問できるというゲームだ。
ゲームの名前の通り、お互いの真実(本音)を知ることになり、より一層複雑な状況になるなか、“今日ときめいた相手”へ最後のメッセージを送るきょうだいたち。今の想いを込めて相手に送信するが、このメッセージが届くのは“最終告白の後”…。そして、いよいよ最終告白の日。相手を待つそれぞれの前に現れたのは…。
