パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物・どんぶりを紹介する番組「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週土曜朝7:00-7:29[BSフジ])の第3回が、8月3日に放送された。パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物どんぶりを求め、忖度&お約束一切ナシで気の向くままに全国各地を巡る。今回は秩父・長瀞で大自然を体感しつつ、どんぶりを探して旅をしていく。
川でのラフティングに挑戦中、尾形が見た景色
尾形がやってきたのはあまり人影の見えない街中だったが、どんぶりを売り出しているお店が見つけられない…。そこで出会った住民の方に付近の遊べるスポットを聞いたところ、長瀞は川遊びがメジャーだという。話を聞いた尾形は、さっそく川へ向かってみることに。
川でお会いしたのはアウトドアセンター長瀞の西村理文さん。川にボートを置いてラフティングの準備をしていた西村さんから話を聞いてみると、川の下流にどんぶりを食べられるお店があるという。加えてせっかくの出会いであるため、「ボートで乗っていくのはいかがですか?」とラフティング用のボートでの移動を促される。「いや歩いて行きますわ!」と微妙な顔をする尾形だったが、そんなこと言わずに…と呼び止める西村さんに根負け。いざラフティングへ。
水に落ちても安全な装備を身につけて、ラフティングが始まった。水辺の空気で涼を楽しめる、夏にぴったりのレジャーだ。スタッフや西村さんと息を合わせ、オールでボートを漕ぐ尾形。地形によって川面から跳ねてくる水に襲われるといった涼しいアクシデントもありつつ、一行は“最近見つかった秘密の場所”へルートを取る。
西村さんが案内してくれたのは、川の近くにある小さな崖と崖の間にできた小道。藤のつるなどが伸びている景色は非常に神秘的で、長瀞の大自然に尾形は「ちょっと待って、すごいよなんか!」と感動しきりだ。
ボートから降りて歩いて行った先には小さな滝があった。西村さんによると、この滝は「悩みごとや不満に思っていること洗い流してくれる」という“奇跡の滝”なのだとか。「悩みなんて俺、めちゃめちゃありますよ!」と話す尾形は、夏にも関わらず冷たい滝の水で滝行を開始する。
「嫁さんがすごい生命保険をかけてきている!!」「生命保険2つくらい入って寂しい!!」「俺は死なねえぞ!!」など叫び、日頃の小さな悩みやモヤモヤを吐き出した尾形。しかし滝行を終えると、奥さんの行動は将来を考えてのことだと納得できたという。最後には「すっきりしました!オッケー、あいちゃん愛してるよ!!」と奥さんへの愛情を爆発させるのだった。
ふたたびボートに戻りラフティングを再開する尾形。順調な道行だったのだが、急流に襲われてボートが跳ねたところ落下してしまう。サンキューならぬ「レスキュー!!」と芸人魂あふれる悲鳴を上げつつ、なんとかゴールへ。
見えて来たのは国指定の名勝・天然記念物である“岩畳”。幅50m長さ600mの、結晶片岩で形成された畳を敷き詰めたようにも見える岩場だ。そして、それを眺めていた尾形にミッションが迫る。
PRや食レポ、さまざまなミッションに立ち向かう尾形
岩畳を眺めていた尾形に言い渡されたミッションは、「岩畳の39秒ノーカットPR」。困惑する尾形に無情のスタートが切られ、「すごいね…石畳みたいな感じなんですよ!!」と必死にPRするものの、同じような表現を使いながら39秒語り続ける尾形。「長いなぁ…マイナスPRでしょこれ…」とこぼしたとおり、ミッションは失敗という判定で終わった。
川から上がった尾形は、川近くの商店街でどんぶり探しを開始。都心部からのアクセスも良い商店街には多くの店舗が開かれており、観光客でにぎわっていた。秩父地方の郷土料理、みそぽてとなどを味わいながら歩いて行く尾形。
さらに歩き回った尾形が見つけたのは、観光客から聞いた「わらじかつ丼」の噂。話を念頭に先を進むと、わらじかつ丼のお店「東大門焼肉レストラン」にたどりつく。店主の藤本章好さんに案内していただいた店内には多くの写真が並べられていて、わらじかつ丼を食べた人たちの笑顔が多く残っていた。
尾形は特に興味を引かれた“メガわらじかつ丼”を注文。やがて尾形の前にやってきたのは、大きなどんぶりからもはみだすサイズの大きなカツが2枚乗った、非常に豪快な見た目のどんぶりだ。“わらじ”かつ丼というが、普通のわらじより大きいに違いない。
「ちょっといただいていいっすか…?」という尾形を止めるのは、いつものミッション。「39秒ノーカット食レポ」に、尾形は「たぶん飽きてますって視聴者も!!」と不満を漏らしながらも立ち向かう。これまでの反省を活かして、ひと口で食べる前後に語る言葉の量や、さらにご飯をかきこむようすを見せるなどの工夫を見せる。
素人目には熱意の伝わる良い食リポだったのだが、本人は納得していないようす。終了後に悲しそうな顔で「もうやめませんか?これ…」とぼやく。しかし藤本さんは尾形の熱意に応え、「マルで!」と両手で合格を発表。今回のミッションは成功となるのだった。
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