コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『朝カフェ』をピックアップ。作者のワダシノブさんが、2024年4月15日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、5.9万件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事ではワダシノブさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
2人の男性の会話に耳を傾けると…
朝のカフェで2人の男性がお茶をしているところから物語はスタートする。1人は薄めの茶色のスーツ、もう1人は緑のジャケットにベージュのパンツという装いのおしゃれな2人。
2人の話に耳を傾けてみると、緑のジャケットの男性が「こうやって話すだけで気分が半分くらい軽くなるんだよ」と少し気が晴れたような様子で話す。
それに対して、「朝だからな」と返答する薄めの茶色いスーツの男性。すると、緑のジャケットの男性は、薄めの茶色いスーツの男性の顔を見て「君だからだよ」と告げるのだった――。
この物語を最後まで読んだ人たちからは、「最高に素敵な関係」「こんなん言われたら嬉しすぎる」「心のお守りになる言葉」「私も話聞きますよ!」「あなただからって言われるような人でありたい」と反響の声が寄せられている。
創作のきっかけは“街で見かけた人からの想像”
――『朝カフェ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
街で見かけた人からの想像です。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
スーツが好きなのでスーツです。
――「話すだけで気持ちが半分くらい軽くなる」というセリフに共感を覚えました。特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
これは私も気に入ってます。実際、自分でも人と話しただけで気持ちが軽くなった経験があるので。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。
街を歩いている人や光景、日々の会話の中から考えています。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか。
頑張って描きすぎないことです。つい詰め込みたくなるので。
――今後の展望や目標をお教えください。
1コマから発展させて人の会話をテーマにした短いお話が作れたら、と思っています。コミティアに出したいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
見ていただいてありがとうございます。あたたかいコメントが多くて、優しいインターネットだと思いました。