レオタード姿が魅力の「ブルアカ」コスプレイヤーたち「全身のパーツも自作で用意しました」＜ワンフェス2024[夏]＞
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。7月28日には、世界最大規模のガレージキットの祭典として知られるイベントの最新回「ワンダーフェスティバル2024[夏]」(ワンフェス)が千葉・幕張メッセにて開催され、大勢のサブカルファンが来場。ホール内はもちろん、屋外に設けられたコスプレエリアも終日、大盛り上がりとなっていた。
WEBザテレビジョンでは、そんな「ワンフェス」を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
「ワンフェス2024[夏]」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」飛鳥馬トキ／なを。さん
衣装の造形にはこだわりがあり、今回も全身制作しました。レオタードは体にぴったりフィットするように調整を重ね、ブーツカバーは自分の脚から直接型紙を取り、バランスに気を付けながら制作したものになります。頭まわりはインカムやカチューシャ、ヘイローなどパーツが多いので、何度も資料を見直して、位置や大きさにも気を付けつつ、各パーツを作っています。それとアイメークにもこだわりがあり、つけまつ毛は自分で改造して、アイラインはミリ単位で引いています。少しでもキャラのクールな目元に似せるために、今後も研究を続けていきます！
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」飛鳥馬トキ／ステルスにゃんこさん
ボリュームのある前髪を再現したくて、ウイッグは前髪を毛先だけ丸めるようにしてセットしました。また、トキはクールで無表情なところも魅力的なキャラクターなので、そうした雰囲気を目元で表現できるよう、アイラインの角度にもこだわりました。
「五等分の花嫁」中野二乃／彩菜さん
もともとは黒い無地の水着だったんですけど、上から水玉のチュール素材の生地を縫い付けて、こちらの形に仕上げました。二乃ちゃんの瞳は青と紫がかったような色なので、色味を忠実に再現できるよう、カラコン選びにも時間をかけました。彼女はツンデレで強気な性格ですが、とても女性的で乙女な一面もあるキャラクターなので、そうした部分を意識しながら、ポージングや表情にもこだわって撮影に挑みました。
「ワンフェス2025[冬]」は2025年2月に開催
「ワンフェス」とは、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる催しとして、多くのサブカルファンから親しまれている大型イベント。毎年2月と7月に開催され、その都度、異なるテーマを打ち出しているが、この度の「ワンフェス2024[夏]」ではゴジラ誕生70周年記念として、特別ブース“東宝特撮ワンフェス”を展開。ゴジラをはじめ、さまざまな東宝怪獣やメカに関連した展示であったり、会場限定商品の販売が行われ、好評を博していた。
こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2024[夏]」に続き、2025年2月9日(日)には「ワンフェス2025[冬]」の開催が決定。もちろんそれまでの期間にも、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で多数開催予定で、いずれも盛り上がることが予想される。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲーム、特撮などのコスプレに人気が集中するのか？ 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文＝ソムタム田井
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
