小越春花、新曲は「切なくしっとりした感じでNGT48の得意分野」
――今回の楽曲「一瞬の花火」の注目ポイントについても聞かせてください。
藤崎:この楽曲はイントロも間奏もアウトロもなく終わるので、盛り上がって盛り上がって盛り上がって終わる、みたいな曲になっています。タイトル通り、歌詞や曲調から花火が打ち上がるように盛り上がりながらも、儚さも感じられる曲だなと思いました。
小越:曲の印象は、切なくしっとりした感じでNGT48の得意分野だと思いました。今までは目の前にあったけど、今はないものって、今はないからこそすごく大切に思えるんだなということに気付かせてくれる曲だと感じました。
大塚:自分たちの声で収録してから改めて聞いた時に、曲調とメンバーみんなの声がすごくマッチしていて、曲の雰囲気がすごく良いなと思いました。花火の音が入っている曲は今までにあまり聞いたことがなかったので、パフォーマンスしたらどうなるんだろうなと楽しみです。私は花火みたいな振り付けになるんじゃないかなと私は予想しています(笑)。
今年の夏に挑戦したいこと…大塚七海「磨きたいものが二つ」
――最後に、この夏に挑戦したいことをそれぞれ教えてください。小越さんは去年の夏に行った前シングルのインタビューで「この夏は自分にお金をかけたい」とおっしゃっていました。
小越:最近、お金を使いたいなという気持ちがますます湧いてきたんですよ。自分の内側も外側も磨いていきたいなって。最近20歳になったので、そういうのって大事だなと思ったんです。
外側で言うと「エステに行く」とか。サウナデビューも最近果たしました。トレンド的にはちょっと遅いかもしれないんですけど、今までは行く勇気が持てなかったような初めてのことに、最近は挑戦することができるようになりました。20歳になったので、今度は1人で外でお酒を飲んでみたいと思っています。
藤崎:私は最近、4期生の佐藤広花ちゃん、磯崎菜々ちゃん、原愛実ちゃんとご飯に行く機会があったんですけど、この夏は後輩たちと積極的にご飯に行きたいなと思っています。
今までは私が人見知りということもあって、後輩どころか同期とすらあまりご飯に行っていなかったんですけど、先輩にもなりましたし、一緒にご飯に行った時くらいしかゆっくりと話せないようなこともあるので、そうすることでグループがより良くなったらいいなと思っているんです。後輩たちとの距離を積極的に縮めていきたいです。
大塚:私は磨きたいものが二つあります。まず一つ目はトーク。最近、テレビでロケのお仕事をさせていただくことが増えたんですが、自分には語彙力がないなと思うことがあって、同期の三村妃乃ちゃんという語彙力の塊みたいな子に相談したんです。そうしたら「漫才を見ろ」と言われたので、最近は漫才を見ています。
それから、もう一つはパフォーマンス面。先日の「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で第5位を頂いたんですが、「自分の歌でなんでこんなに進めたんだろう?」と自分では納得していないところがあるので、歌をもっと磨きたいです。
◆取材・文=山田健史/衣装協力=MERCURYDUO(藤崎、小越)、dazzlin(大塚)