BTSの“黄金マンネ(末っ子)”ことJUNG KOOK(ジョングク)が9月1日に27歳の誕生日を迎えた。現在、同じくBTSの年少メンバーであるJIMIN(ジミン)と気ままに過ごす姿を追った旅行バラエティー「Are You Sure?!」が配信中。“グクミン”とも呼ばれる彼ら2人は2017年にも東京旅行をした仲良しコンビで、兵役を控えた2023年にまたもや旅へ。アメリカのニューヨーク、韓国の済州島、日本の北海道で新たな思い出を作った。今回はJUNG KOOKの人となりについて「Are You Sure?!」で見せる素顔などにも触れて紹介しよう。
シャイな15歳の少年がオーディション番組で7社からスカウト
JUNG KOOKが最初に各芸能事務所から注目を浴びたのは、2011年4月のことだった。韓国のオーディション番組「SUPER STAR K3」で、シャイながらもポテンシャルの高さを評価されたJUNG KOOKは、7つの芸能事務所から声をかけられる。その中からBTSの所属事務所Big Hit Entertainment(現HYBE)を選択した理由は、BTSリーダー・RMのラップだった。RMのラップに魅了され、この人のいるグループに入りたいと思ったそうなのだ。こうして2011年6月、JUNG KOOKは15歳にして事務所入りを果たす。
しかし、当初から“黄金”というわけではなかった。入所間もないJUNG KOOKはまだ幼く、表現力も乏しかったため、パン・シヒョクPDの鶴の一声で、BTSの振り付けも担当しているパフォーマンス・ディレクターのソン・ソンドゥクと共に1カ月間、アメリカへダンス修行に向かう。シャイで人見知りしやすいタイプだったJUNG KOOKは、相当な努力を重ねたのだろう。その後、才能が爆発し、“黄金マンネ”と呼ばれるにふさわしいアーティストへと成長していったのである。
ライブで“全力を出し切ってしまう”一面も
だが、彼にも欠点があった。力の加減ができず、ライブで全力を出し切ってしまうため、毎回倒れてしまっていたのだ。例えば、全世界20カ国42公演行った「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF'」に密着したドキュメンタリー映画の舞台裏では、JUNG KOOKを心配して声をかけ、スタッフにも目を配るように指示を出すRMの姿が映し出されている。
このようなエピソードを書くと虚弱体質のように感じるかもしれないが、それはない。デビュー3年目の2015年ごろから筋肉が目立つようになり、今ではARMY(=ファンの総称)から“筋肉うさぎ”と呼ばれるほど、ムキムキに。2020年のオリジナル旅バラエティー「In the SOOP BTS ver.」では、床に寝ていたVを軽々と持ち上げて、J-HOPEを大笑いさせていた。もちろん今回の「Are You Sure?!」でも腕の筋肉だけでクライミングするなど、筋肉うさぎっぷりを披露している。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/are-you-sure
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