グラドル×コスプレイヤー九条ねぎが「GIGANT」パピコに「186cmになって“デカ女”感を満喫しました」<WCS2024>
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。8月2日~4日には、世界最大規模のコスプレの祭典として知られる大型イベント「世界コスプレサミット2024」(通称:WCS、コスサミ)が、愛知・栄周辺エリアにて開催。国内はもちろん、海外からも大勢のコスプレファンが駆けつけ、イベントは大盛り上がりとなっていた。
WEBザテレビジョンは、3日間で25万3700人が来場し、さまざまなステージ企画やコスプレパレードなども行われた同イベントでインタビュー取材を実施。会場を彩るコスプレイヤーたちに「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
「WCS2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?
「GIGANT」パピコ/九条ねぎさん
「コスサミ」に参加するのは6年ぶりになりますが、とっても楽しかったです。開催時期にXで“デカ女”というワードがはやっていて、私の中でデカ女といえばパピコちゃんしかいない…となり、久しぶりにコスプレをしました。私は身長170cmなんですけど、せっかくやるからには、より“デカ女”感を出したくて。13cmのヒールにインソール3cmも入れて、186cmの高身長になってみました。
「新世紀エヴァンゲリオン」惣流・アスカ・ラングレー/キャシーさん
こちらはアスカのゴスロリバージョンのコスプレになります。髪色がオレンジっぽい茶髪なので、アイメークも髪色に寄せて統一感を出してみました。チークやリップも主張しすぎない色味にすることで、透明感を意識して。写真映えする色味にまとまったと思うんですけど、いかがでしょう?
「スペースコブラ」シークレット・サンダース/波紅偉織理さん
ウイッグアレンジ、ライフル、ホルスター、鍵の装飾など、衣装&小道具は一緒に併せをしたコブラレイヤーさん(FaiZさん)に作っていただきました。原作通りにするとイベントでは出せないくらい胸が出てしまうので、キャラのイメージを壊さないよう、布面積が適度にある黒い水着を選びました。動いてヌーブラが出てしまっても水着の一部に見えるように、黒いものを選択したところもこだわったポイントです。それと露出対策のため、光沢タイツも使用しています。初出しのコスプレで、今後もクオリティーを高めていきたいと思っているので、より格好良く着こなせるよう体作りも頑張ります。
「スペースコブラ」コブラ/FaiZさん
コブラは大変長く、コスプレをさせてもらっているキャラクターです。シンプルなデザインだからこそベルトやブーツの造形にもこだわって、ベースとなる衣装の全身タイツ感をなくすよう努力しています。また、サイコガンの迫力に負けないくらい、トレーニングによる体作りとそれに似合うポーズの研究にも励んでいます。口元は笑っているが目は怒っている…という表情の再現にもこだわっています。
「サイボーグ009」003(フランソワーズ・アルヌール)/梅吉さん
小道具の銃(スーパーガン)は自作で用意したものになります。ウイッグの跳ね具合と、シルエットの再現にもこだわりました。
9月以降も全国で大型コスプレイベントが続々開催
こうして大盛況のうちに終了した「WCS2024」に続き、コスプレが楽しめる大型イベントは9月以降も全国で続々と開催予定。「東京ゲームショウ2024」(9月26日~29日、千葉・幕張メッセ)、「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」(10月25日~27日、池袋東口エリア)、「東京コミコン2024」(12月6日~8日、幕張メッセ)、「コミックマーケット105」(12月29日・30日、東京ビッグサイト)なども控えている。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井