樋口日奈が主演を務めるDRAMA ADDICT「初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~」(毎週水曜深夜0:00-0:30ほか、BSテレ東ほか)が、9月4日(水)の放送で最終回を迎える。
同作は、大人のリアルな恋心を描いた横馬場リョウによる同名電子コミックが原作。「夫婦という制度」と「初恋のような本能的な恋心」との間に悩み、葛藤しながら、不倫や裏切りを繰り返す“大人のリアル不倫ラブドラマ”だ。
また、樋口演じる保育士の主人公・財前穂波を中心に、さまざまな登場人物の不倫模様が描かれ、不倫ドラマでありつつもどこか身近に感じ、登場人物の誰かに自分を重ねて共感できる大人な青春群像劇となっている。
このたび、WEBザテレビジョンでは主人公を演じる樋口と、穂波の心を惑わす既婚者の隣人・時松千尋役で出演する佐伯大地にインタビューを実施。お互いの印象や初恋の思い出について語ってもらった。
「最終回に向けて登場人物のキャラクターがより濃くなっている」
ーー改めて、今作の出演が決まったときはいかがでしたか?
佐伯:かなりインパクトのあるタイトルですし、赤裸々に人間のいろいろな部分を描いている内容で、撮影するのがとても楽しみでした。
樋口:本当に衝撃的なタイトルですよね。原作を読んで「ドラマとして映像化するときにどこまで描くのだろう?」と興味を持ちましたし、同時に撮影が大変そうだなとも感じました。連続ドラマでは初めての主演になるので、より丁寧に演じたいと思いました。
このお話をいただいて、配役を伺ったとき、時松さん役が佐伯さんだと聞いて、とても役に合っているなと思いました。背が高いし、がっちりしている安心感というか。なので、撮影が始まるのが楽しみでした。
ーー台本を読んでどう感じましたか?
樋口:原作はまだ続いていますが、ドラマは完結するということで、ドラマなりの終わり方を迎えています。ドラマ版は、最終回に向けて登場人物のキャラクターがより濃くなっていると感じます。台本を読んでいると、スピード感のある形で進んでいくのでそこがドラマならではで面白いと思いつつ、他の人たちの恋模様を見たくないと思う気持ちになりました。
佐伯:女の人にとって嫌な裏切りやうそがたくさん出てきますよね。不倫ではあるのですが、僕ら(穂波と時松)はその中でも純愛と呼べるものになっていくべきなので、最後まで楽しみです。
樋口:“不倫”にピュアな“初恋”という言葉をくっつけることによって、穂波と時松さんに関してはどこか応援したくなる気持ちになるなと、不思議な感覚になりました。