デビュー15周年「人生の半分以上になっちゃったな」
デビュー15周年を迎えたことについて「ちょっと実感がまだないような、15年ってこんなに早いんだみたいな。(芸能活動期間が)人生の半分以上になっちゃったなって」と心境を吐露。
「最近なんかボーっと振り返ることはあって、苦しかった経験とかもあったんだろうけど、結構忘れちゃうぐらい全部楽しい思い出に埋め尽くされていて。でも、それはきっとファンの人が周りにいてくれたり、仲の良いメンバーが周りにいてくれたり、友達がいたり、家族の支えがあってのことだと思うので、本当に何も苦しまずに15年間平和に活動できたことを、ただただ周りに感謝をしています」と感謝を述べる。
今年は新たな挑戦としてアイドルグループのプロデュースも始めた百川。「15周年をきっかけに、初めてアイドルプロデュースを始めたんです。私は直々の先輩とかっていうのが意外といなかったりして、言い方は難しいんですけど、ある意味、自力でここまで上がったところもあったりするんです。私は15年かかってやっとここまで来られたけど、後輩にはやっぱり15年かからずにもっと早く上がってほしいなって気持ちもあるので、私が15年で得られたいろんなことを教えながら、早く後輩を育ててあげたいなっていう思いが最近出てきたので、私もあと何年できるか分からないので、私が頑張ってきたこれを、誰かが受け継いでくれるようになったらいいなと思って。そんな考えも生まれ始めました」と、後輩育成への思いを語る。
15周年記念ライブでソロ曲&プロデュースグループをお披露目
百川がプロデュースするアイドルグループ・シチュエーションシップは、約2カ月前にメンバーが決定し、レッスンを始めているそうで、プロデューサーとして心掛けていることを聞かれると「なんかパワハラとか、今の時代怖いなって思うんですけど、逆に言いたいことを言おうと思って。腹の底を割って話さないと、私の思いも伝わらないなって思ったことが先日ありまして」と、つい最近だというメンバーとのエピソードを披露。
「あまり言わない方がいいのかもしれないけど、『痩せた方がいいよ』とか『肌きれいにした方がいいよ』とか、あったらもうガツガツ言ってますね。あと、『そんなんじゃお客さんの前でお金取れるのか』とか。気を付けつつも、触れないことが“逃げ”だとは思っていて。(私も)そうやって逃げてきちゃっていたところがあったんですよ。でも、それってその子たちのためにならないって思ったので、愛情を持って本気でぶつかろうって思っています。絶対に嫌な思いはしてほしくないんですけど、守りながら、好きだから言うけどってことを必死で伝えて頑張っています」と、プロデューサーとして遠慮することなくメンバーと向き合っていることを明かした。
同グループのお披露目は、9月20日(金)に東京・神田明神ホールで開催される「百川晴香15th ANNIVERSARY LIVE」で行われる。
また、同ライブにはかつて百川が活動したグループ・怪傑!トロピカル丸のメンバーも集結する他、百川のソロ曲も披露される。「私はソロで歌うことが本当に苦手で避けてきたんですけど、15年たって初めてソロ曲を作ってもらったので、ファンの人には見てもらいたいなと思っています」と来場を呼び掛けた。
そして、グラビア活動については「求められればやりますって感じなんで。本当にできるうちに。再来月で29歳になっちゃうんですけど、20代のうちにできたらやりたいですね」とのこと。10月10日(木)には久しぶりとなるイメージDVD「Evergreen」(ラインコミュニケーションズ)のリリースも決定。「発売イベントもやるので、ぜひ来てください」と“ももはる”スマイルを振りまいていた。