4月よりレギュラー番組となった「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(毎週木曜夜10:00~、BSフジ)が、9月26日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛されるお店を飲み歩き、お店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は中目黒で飲み歩き、ゲストの歌手・AIと飲みかわしていく。
長い歴史を持つ街・中目黒で展開されるTex-Mexのお店
今回の舞台は東京都目黒区中目黒。お洒落なタウン・住みたい街ランキングでは毎年上位にランクインしている中目黒は、桜が咲き誇る花見の名所になる目黒川やハイセンスなお店などが彩る街だ。
昭和2年に東京横浜電鉄(今で言う東急東横線)中目黒駅が完成してから人が賑わう中目黒は、開拓が進んで更に人が移り住み活気付いていく。目黒銀座商店街など、長い歴史を持つ側面も、人気を担っている。
今回の1軒目は「ジャンカデリック」。Tex-Mexという、テキサス州で誕生したアメリカ風メキシコ料理を楽しむことができるお店だ。テキサス州はかつてメキシコ領土の1部であったこともあり、メキシコ文化が根付いているのだとか。そこでテキサス・メキシコの名前から一部を取って、Tex-Mexという名が広まったそうだ。
入店した飯島は、同店のおすすめ「フローズンマルガリータ」のストロベリー味を注文。シャーベット状にしたライムベースのカクテルで、フレーバーを選べるというおしゃれな一品だ。だがさすが飯島というべきか、同時に生ビールもオーダー。まずはビールでエア乾杯して、そのあとにフローズンマルガリータをいただくらしい。
“音声さん泣かせ”の豪快な砕氷音を響かせて作られたフローズンマルガリータには、ストローが刺さっている。ただ味はバッチリで、思わず1度にたくさん飲んだ飯島の頭がキーンとする場面も。
そして本日は1件目でゲストと合流する流れらしく、さっそくゲストの話へ。「飯島が日本で1番歌が上手いんじゃないかと思う」ゲストで、飯島は“昔からテレビで見ている人”だけに「まさか存在している人だとは思わなくて」と冗談をこぼしていた。やがて扉を開いてやってきたのは歌手のAIだ。
AIの恋愛模様に興味が尽きない飯島
やってきたAIとビールを飲み交わしつつ、スパイスの効いた料理が来たときには歌手であるAIの喉を気遣う一幕も。「今日はもう、全然イケます!!」と“憧れの飯島”とのサシ飲みに若干の緊張を見せていたAIだが、2人ともさすがのコミュニケーション能力であっという間に打ち解けていく。
やがてAIの夫についての話が及ぶと、飯島もこれに興味深々。13歳も年の離れた夫との恋愛エピソードを話す際には、それまであまり人に見せることのなかった女性らしい部分を見せることもためらっていたという繊細な胸のうちも明かす。
出会ってから進展はないまま長い間想いを募らせていたが、妹と3人で飲んだときに妹へ頼み込んで2人切りにしてもらったといういじらしいエピソードも。元気なイメージとは裏腹にキュートAIの話を聞いていくうち、テンションの上がった飯島は「え、でいま結婚何年目?結婚何年目?」と前のめりになっていくのだった。
そんなAIとのサシ飲みを終えると、飯島は上機嫌のまま2軒目「沖縄スローフードれきお」に入店。店主の當銘由博さんが腕によりをかけて、沖縄の家庭料理を振る舞ってくれる。20年以上と非常に長い間、中目黒に沖縄の味を広めてくれているのだそうだ。
もちろん、泡盛などの品揃えも充実している。「沖縄のスローフードれきお」を訪れると、沖縄の料理と酒を十二分に楽しみ、そして楽しい会話をすることができるアットホームなお店だ。
非常に距離の近いテーブル席は満席で、飯島の話し相手も事欠かない。沖縄を、お店を、そして店主を愛する常連客とともにハイテンションにお酒を飲みかわし、飯島はこの日も飲み歩きを堪能して帰宅するのだった。