タイではニックンがコーディネーターに
次のバカンス地、タイでは、ニックンが旅程をコーディネート。63.6mの人工の山の上に建てられた寺院や王室ファミリーが運営しているレストラン、最先端の打ちっぱなし施設、バンコクの夜景が一望できる55階にあるルーフトップバーなど、タイを知り尽くしている彼ならではのスポット選びに4人は大満足。通訳も兼ねているので、メンバーたちは何の不自由もなく楽しんだ。
タイでは2ラウンドをプレイ。まずは、3人と2人に分かれての対決。あみだでメンバーを決め、イトゥク・シンドン・ニックンの「スーパー2時チーム」とミンヒョク・ベクホの「カン・ベクホ(「SLAM DUNK」の韓国版での桜木花道の名前)チーム」となった。
翌日の2ラウンド目は、タイの女子プロゴルファーとのマッチプレー(ホールごとの打数で勝負する形式)。4:4の為、昨日手首を痛めたシンドンがキャディーになる事を申し出た。
彼女たちにベストスコアを尋ねると、63、64、68、との答えが。それを聞いた途端、ニックンは「撤収!」と言い、他のメンバーたちも「勝てるワケない!」とテンションだだ下がりに…。しかし、全力を尽くしてプレイした。
ラオスで突然始まったカラオケ大会
3番目のバカンス地・ラオスに着いた5人は、ゴルフの前にラオスの観光地、ワット・シェンクアーン(ブッダパーク)へ。観光を楽しんでいると、スタッフから恒例の突然ミッションが。今回のミッションは「公園内の仏像と同じポーズで写真を撮る事」。難しいポーズなほど高評価で、1位のメンバーにはマリガン(ミスショットをペナルティなしで打ち直せる)チャンスが与えられる。個人戦ではあるが、お互いに協力しながら撮影し、その出来を見て大笑い。体を張ったが楽しいミッションとなった。
夕食は、バンガローが連なった壮大なレストラン。店内のカラオケセットに目を付けたイトゥクの「1曲歌わないと食べられない」の言葉で、突然カラオケ大会に。食事後も5人で歌って盛り上がった。
ラオスでのラウンドは、3:2のマッチプレー。今回は1ホールごとに勝ったチームの1人1人に豪華なゴルフ用品が贈られると聞いて、メンバー選びに真剣になる5人。結局、イトゥクとベクホの「ドタバタチーム」と、シンドン、ニックン、ミンヒョクの「シンクン(ドキドキ)チーム」に分かれて対決した。
恐怖?爽快?ジャングルの中のアクティビティ
翌日は、自然に囲まれたアクティビティを楽しみに。まずは約20個の網橋に挑戦。蔚山の吊り橋どころではないスリルに、シンドンは怯えた声を出し、ベクホは泣きそうに。だが、相変わらずニックンとミンヒョクは終始笑顔。ミンヒョクは不安定な橋を走って渡るほど楽しんでいた。どんどん足場が悪く過酷になる網橋に、シンドンはついにリタイヤ。だがベクホは泣きそうになりながらも挑戦を続けた。彼らは、他にも空中自転車や時速70km出る事もあるというジップラインも堪能した。
最終日、2つ目のラウンドのミッションは「自己ベスト更新」。ミッションが達成できれば、ゴルフボールを1年間無償で進呈。個人戦も兼ねていて、最下位はグループ内で末っ子扱いされる罰が。上下関係に厳しい韓国人にとっては、これはかなり屈辱的な罰だ。メンバーも「本当なの!?」と驚いた結果をお楽しみに。
バカンスを通して生まれた5人の絆
ラオス最後の夜、食事をしながら本音で話す5人。「バディボーイズ」で一緒に旅をするまで、顔見知り程度の仲だった彼らだが、今回、お互いを知るにつれ、絆が深まった様子。5人は気が合うんだそう。1人歳の離れたベクホが、物おじせず、変に気を遣わない性格だったのも良かったのではないだろうか。「とても気楽だった」と言う彼がたまに無意識でタメ口を使ってしまっても、怒ったり咎めたりしなかった“兄さん”たちの寛大さも良かったと思う。
ラストは、レストランで、ミンヒョクのドラムとイトゥクのピアノをバックに、ベクホがホ・ガクの「Hello」を熱唱。この番組でしか見られないコラボだ。イトゥクが旅行中に「この5人で歌を出したい」と言っていたが、いつか実現するのを期待したい。
「バディボーイズ」は、10月20日(日)より毎週日曜深夜1時から衛星劇場で放送。全8回。
◆文=鳥居美保
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