神木隆之介×宮本信子、『海に眠るダイヤモンド』で17年ぶりの共演 初回に登場する“重要なセリフ”にも言及「見逃さずに覚えておいて」

2024/10/19 12:00 配信

ドラマ インタビュー

玲央&いづみの印象的なシーンは“二人の出会い”


――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

宮本信子(以下、宮本):本当に最高の撮影現場です。こうして長崎の海を前に撮影ができるのも本作の醍醐味ですね。

神木隆之介(以下、神木):スタッフさんもキャストの皆さんもすてきで、楽しく撮影を進めることができています!

――お互いの印象をお聞かせください。

神木:宮本さんとは以前に連続テレビ小説「どんど晴れ」(2007年、NHK総合ほか)でも共演させていただきました。当時、僕はまだ中学生。同じシーンはあったものの、セリフをかわすシーンはなかったんですよね。

宮本:そうでしたね。今回はガッツリ二人で組んでお芝居ができてうれしいです。神木さんは舞台裏でも本当にすてきな人なんですよ!

神木:楽しく撮影できているのは宮本さんのおかげです。実は僕、最初は緊張していて(笑)。宮本さんに優しくバッテリーを組んでいただいて、いつも助けられています。

宮本:私も気持ちよく一緒にお芝居させていただいています。ここ数日は毎日二人のシーンを撮っていますが、今後の撮影がより一層楽しみになっています。

――これまで撮ったシーンの中で印象に残っていることは?

宮本:私の演じるいづみは、謎に包まれた婦人なので、まだ言えないことが多いのですが、玲央との出会いのシーンは印象的ですよね。

神木:そうですね。僕がちょっとふらふらとして地面に突っ伏しているところで、いづみにある言葉を掛けられて…。そんな運命的な出会いをキッカケに物語が始まります。その後、どんな流れでどういう関係になっていくのかは見てのお楽しみ。皆さんが予想している以上のことが起きるはずです!

――神木さんは今回一人二役に挑戦しますが、実際演じてみていかがでしょうか?

神木:正直やはり難しいです。鉄平と玲央は生きる時代も違うので、時代設定も頭に入れて演じないといけません。明るく元気に島のみんなを引っ張る鉄平が、どういうふうに人と関わって生きていたかを頭に叩き込んだ翌日に、生きる希望を見出せずにいる現代のホストという正反対の役柄に切り替えることもあって。

宮本:そうおっしゃいながらも、楽しそうに演じていますよね。

神木:初めてのことなのですごく楽しいです! 最初に一人二役と聞いたときはうまく表現できるか、ちゃんと違う人間として見ていただけるか不安でした。でも、どちらも演じているうちに、鉄平として生きることでわかる玲央のことがあり、その逆も然りだと気づいたんです。これは初めての感覚で、そういった部分も楽しみながら演じさせていただいているんですけど、難しさはやはり拭えないですね(笑)。