俳優の竹内涼真が10月21日、都内で行われたAmazon Original ドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」(10月25日[金]より全国独占配信)の世界独占配信記念ワールドプレミアに出席。撮影前はミット打ちもできなかったことを明かした。
英語であいさつ披露するも…「難しい!」
同作は、ゲーム「龍が如く」シリーズを基に、オリジナル脚本で制作。歓楽街・神室町を舞台に「堂島の龍」に憧れる主人公・桐生一馬(竹内)をはじめとする、極道として生きる男たちの生き様と、家族の絆の物語を、1995年と2005年の2軸を交差させながら描く。
ステージに登場した竹内は「ついにこの日がやってきたなと。すごく不安でいっぱいですが、プロモーションも頑張って皆さんとやってきて、現場の熱量が皆さんに届けばいいなと思っています」と観客にメッセージを送った。ワールドプレミアにちなみ、英語でもあいさつ。流暢な英語を披露するも途中で詰まってしまい「出てこない…練習したのに…! 英語って難しい!」と悔しがっていた。
配信を控える現在の心境については「早く観てほしいです。難しい挑戦だということは、監督もキャストの皆さんも感じていた部分ではあると思います。でも、リスクを取ってチャレンジしないと、サプライズは起きないだろうし。世界中の皆さんに見てもらうことができてうれしいです」と笑顔を見せた。
唐沢寿明が竹内涼真の肉体を絶賛「すごい大胸筋でした」
同作ではアクションも披露。「格闘シーンの基礎の部分。本物の格闘スタイルをいれたかった。でも、(最初は)ミット打ちもできなかったんです。シャドウも。1から教えてくれたトレーナーの方に感謝しています。95年と2005年のファイティングスタイルをどう区別しよっかって」と回顧した。
この日ともに登壇した賀来賢人、河合優実、唐沢寿明は、竹内のアクションシーンを見ていたとのことで「すごかったですよ。本当に暑かったんですよ。撮影場所が。密室で狭くて。エキストラさんも100人以上いて。言い方悪いけど臭いんですよ。男たちの熱気で。その中でノースタントでアクションして。応援していました」と賀来。
河合は「目の前で試合のシーンが撮られているんですけど、リングの中が神聖な場所に感じるというか、相手の選手役をやっている方は各種格闘技をやられている方だったりして、私たちは声を出して応援することしかできない。気軽に手出しができない気迫がすごかったですね」と振り返った。
唐沢は「すごい大胸筋でしたよ」とコメント。続けて「相当ストイックにやってましたよ。お弁当持ってきていて、ささみみたいなの食べているんですよ。大丈夫?」と気遣うと、竹内は「大丈夫です。もう回復しました」と笑顔を見せていた。
イベントには、青木崇高、中山ひなの、メガホンを取った武正晴監督も登壇した。
◆取材・文=大野代樹