2017年「ミス・アース」日本代表で現在はモデルやグラビアアイドルとして活躍中の斎藤恭代が、10月26日に都内で開催された2nd写真集「いいんだよ?」(小学館)の発売記念イベントに登場。イベント前に囲み取材に応じ、念願の初海外ロケだったというタイでの撮影エピソードなどを語った。
タイで撮影した1年ぶりの写真集
同作は身長173cm、スリーサイズが上からB84cm・W64cm・H81cmの“9頭身ボディー”を武器にグラビアシーンをリードする斎藤にとって1年ぶり2作目の写真集。撮影は6月上旬にタイのバンコク、パタヤで行われ、美しいボディーラインを惜しげもなく披露している。
1st写真集からちょうど1年ぶりの2nd写真集となるが、前作との違いを聞かれると「海外ロケに連れて行っていただいたのも大きな違いですし、私のやりたいことやこだわりをたくさん話させていただいて、採用していただいて。タイトルも表紙も自分で意見させていただいたり、『いいんだよ?』の文字は手書きに、中にも手書きの言葉が入っているんですけど、そういうところも小学館の皆さんと話し合いながら作らせていただいたのが、1stと全く違うところじゃないかなと思います」と、自身のこだわりもたくさん詰まった1冊になっていることを伝えた。
また、表紙は爽やかな笑顔とは裏腹に“手ブラ”姿という露出度の高いカットになっているが、決め手については「全データを見せていただいて、一番インパクトが強いものにしようというのと、将来ファッション誌や女性誌で活躍したいという気持ちがあるので、私を知らない方も本屋さんに並んでいて手に取ったり、(思わず)目に入る写真がこちらじゃないかなと思って(笑)。これを選ばせていただきました」と自信を見せる。
それを受け、「(手に取るには)刺激が強いのでは?」というツッコミを入れられると「そうですか?(笑) ありがとうございます。結構大胆なんですけど、表情がしっとりしていなくて爽やかなので、手に取りやすいかなと思ってこちらにしました」とアピールした。
タイの人々の優しさにほっこり
お気に入りカットには、ナイトマーケットで撮影したという笑顔が印象的なカットを挙げ、「タイの皆さんの温かさに触れながら撮影した瞬間で、これはトゥクトゥク(現地のタクシーのようなもの)という乗り物に乗っているんですけど、私が撮影している間、皆さん誰も嫌な顔をせずに待っていてくれたことがとってもうれしくて、この表情になっているので」とタイの人々の温かさに触れてほっこりし、いい表情の写真が撮れたのでこちらの写真にしたと明かした。
ご当地アイドルグループ「いちご姫」からキャリアが始まり、2025年には芸歴10周年を迎える斎藤。今でこそグラビア界を席巻する9頭身美女として雑誌などメディアに引っ張りだこだが、これまでさまざまな苦難を乗り越えてきた。
そして満を持して初の海外ロケをタイでの写真集撮影という最高の形で叶えたことで、「すごくきれいなサンセットでの撮影では、ちょっと感極まってくるところがありまして。目にいっぱい涙をためていたんですけど、スタッフさんが『泣いてもいいんだよ?』と言ってくださって、涙を流してしまいました(笑)」と振り返り、「『いいんだよ』って言葉ってすてきだなと感じましたし、タイトルになったら思い出になるなと思ってつけさせていただきました」と、タイトルを「いいんだよ?」にした経緯を語った。
ちなみに「?」がついているのは、イントネーション的な理由に加えて「言っちゃっていいのか分からないんですけど…」と前置きしつつ、「すごく憧れていた写真集があるんです。その写真集も『?』だったので(笑)。『?』がつくといいなと。憧れを再現させていただきました」とちゃめっ気たっぷりに打ち明けた。
さらに、恒例の自己採点を求められると「あぁ~!きた!」と大喜び。「『いいんだよ?』にかけまして、1104点です。『んだ』は0と換算させていただきました(笑)」とやや強引ながら、天真らんまんな笑顔で押し切った。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)