1955年9月。端島では、リナのことを気にかけて遊びに誘う鉄平を、複雑な思いで見つめる朝子(杉咲花)の姿があった。朝子の鉄平への気持ちに気付いているリナもまた、自分へ向けられた鉄平の好意をかわしながら、複雑な思いを抱えていた。
一方、端島に生活用水を引く海底水道計画の検討会に参加する賢将に連れ立って、長崎を訪れた百合子は、アメリカ生まれの“スクエアダンス”と出会い、気に入って端島に持ち帰る。すぐさま同好会を設立するべく、鉄平、朝子、賢将、リナを集めて練習に取り掛かる。その頃、端島には大型の台風が近づいていた。
缶を探して大雨の中、外に出ている朝子の弟を見かけ、リナが心配してやってくる。そこへ父親もやってきて事なきを得る。
進平が作業を終えて戻ってくると、雨の中佇んでいるリナを見つける。「おい!危ねぇぞ!」と進平が呼びかけると、振り向くリナ。リナの背後には荒波が押し寄せて来ており、駆け寄った進平がリナをかばって危機一髪で助ける。2人はずぶ濡れのまま見つめ合うのだった。
進平とリナの恋が始まる予感がして、ドキドキとさせられた。SNSでも「進平さんがリナを助けたシーンにドキッとした」「リナちゃん、進平とどうなるのか?海のシーンかっこよかったなぁ」「個人的にリナと進平のシーンにめちゃくちゃ惹かれた」と絶賛の声が寄せられた。
◆構成・文=入江奈々
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