――出演が決まったときの感想を教えてください。
本当に素直にうれしかったです。塚原あゆ子監督とは、映画「わたしの幸せな結婚」(2023年)以来またご一緒できることが光栄、全力でお力添えできればという気持ちです。日曜劇場枠への出演に関しては、家族や周りからも「すごいね」と、多くの方からも温かいリアクションをいただいています。
――日曜劇場は「ドラゴン桜」(2021年)以来、3年ぶりですが心境の変化は?
当時はまだ俳優としてデビューしたばかりで、今思えばまだ日曜劇場の偉大さに気づいていなかったなと。とにかく大きな作品に出られるという感覚でしたが、3年が経ち、改めてその重さを実感するようになりました。
――当時より自信がつきましたか?
自信はあまりないですね(笑)。当時はカメラが回っていないときも緊張していたのですが、そういうことはなくなりました。今では撮影現場での動き方も分かってきましたし、自分のペースで進められるようになったので、前よりも落ち着いてお芝居に取り組めるようになったと思います。
――脚本の野木亜紀子さん、塚原監督、新井順子プロデューサーのチームでのプレッシャーはありましたか?
プレッシャーよりも、作品に参加できるうれしさの方が大きいです! 撮影の前日は緊張で少し寝つきが悪くなることがありますが、それはどの作品でも同じかもしれません。自分が何を求められているのかを考えるようになり、そのプレッシャーをある意味楽しめていると思います。
――実際に撮影に入ってみていかがですか?
神木さんや宮本信子さんとの共演は、いい緊張感をもたらしてくれて。なかなか共演できない方々なので、気持ちを引き締めて撮影に臨んでいます。大人になって日常生活で緊張することはなかなかないことなので、この経験はありがたいなと感じています。
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