シュウヘイ&カホ
婚約するも入籍延期中の30歳同士の会社員のシュウヘイと、エステティシャンのカホのカップルは、11月7日放送の最終話では、ついにシュウヘイの口から結婚を先延ばしにした理由が“お金”であり、「養っていく自信がないって自分としてはすごくカッコ悪いことだと思っていて、それをカホちゃんに素直に伝えることができなかった」「だから子どもがとか別の回答を伝えてしまっていた」と告白する。シュウヘイは片親でお金に困る母親を見て育っており、カホにそんな思いをさせたくないと思っていたことを明かす。
しかし、カホも現在の収入について「いっぱいいっぱい」だとするも、「それってふたりでどうにかすればいいと思うから、重く考えなくていいんじゃない?」「そんなことなの?って思っちゃった」とやさしく回答する。
その後、ふたりは海岸で今後について話しあい、カホは、この7日間で感じたことについて「シュウヘイくんは弱いところを見せられる強い男になってほしいって思った」と伝え、シュウヘイは「母親に心配をかけたくなくて、強い自分でいようって思っていた」「カホちゃんと過ごしていても強い自分でいなくちゃいけないとずっと思っていて、いつの間にか弱みがあるのに伝えられない状況になっちゃっていた」とふり返る。
そのシュウヘイは「もう少しひとりで考えてくる」と告げ、ひとりで海に向かい、「弱い自分は全部出せた」「素直な気持ちをぶつけるしかない」と語ると、すっきりしたのか、叫びながら海へ一直線でダッシュする。
いよいよ告白の時を迎え、カホはこの旅への感謝と「シュウヘイくんは責任感のある性格だから、お金のことをすごく重く考えていたと思うんだけど、私はそんなのどうにだってなると思っているのね、夫婦や家族って一緒にいるだけで悲しみは半分、喜びは2倍っていうけれど、本当にそのとおりだと思う」とし、この旅でシュウヘイが苦しんでいるのは自分だと苦しかったことや、結婚したい気持ちに変わりがないと涙ながらに告白する。
このカホの言葉を受けてシュウヘイは、「遠回しにカホを傷つけていたことがやっとわかった」「お金に自信がないこともカホちゃんに打ち明けて、『ふたりで歩んでいったらいいじゃん』って言われて、確かにそうだなって」「じゃあ結婚って何が大事なの?って思ったら、カホちゃんを思うこと、相手を思うこと。カホちゃんの好きなところってやっぱり笑顔なんだよね、この笑顔をもっと増やしたいなって心の底から思った」「正直、今はお金もないし、仕事でも一人前かといわれるとそうでもないし、俺のなかでカッコいい男ではないけど、これが俺だなって思う」「でも、カホちゃんを幸せにしたいって気持ちはこれからも変わらないと思う、俺はカホちゃんをぜったいに幸せにする、だから僕と結婚してください」と伝え、カホはお願いしますと答える。
そして、シュウヘイはカホが返したブレスレットを手渡すと、カホは「幸せにしなかったら許さないからね、エーゲ海に誓って!」と告げる。
その後、シュウヘイが「今年1月のプロポーズの際に渡せなかった」と内緒で用意していた婚約指輪を渡し、ふたりは見事ゴールインとなり、シュウヘイの“号泣”プロポーズは必見だ。
スタジオでは
その後、スタジオでは、なんと藤本が涙しており、「途中からシュウヘイ推しになっていたんで、うちのシュウヘイよく言った! あんなに自分の気持ちを言えなかった子が笑顔になってよかったです」と絶賛していた。
【11月7日最終話】
「さよならプロポーズ via ギリシャ」