3月27日(土)から公開される映画「誰かが私にキスをした」の完成披露試写会が20日、都内で開かれ、出演者の堀北真希、松山ケンイチ、手越祐也、アントン・イェルチンと、ハンス・カノーザ監督が舞台あいさつを行った。
本作は、事故で4年間の記憶をなくしてしまった女子高生・ナオミ(堀北)と、彼女の恋人だというエース(イェルチン)、事故に遭った彼女に病院まで付き添った上級生のユウジ(松山)、彼女の親友だという同級生のミライ(手越)による微妙な“4角関係”を描くラブストーリー。
英語のせりふに挑戦した堀北は「英語を覚えることができても発音がすごく難しかったです。微妙な発音の違いとかは、自分でも何が間違っているのか分からないこともありました。お芝居をする時に、“見てくれる人に伝わるように”ということを一番気にするんですが、今回は見てくれる人のことをあまり考えなかったです。考える余裕がなかったのかも」と苦労を告白。そして、「ピュアな気持ちで見ていただけたらうれしいなと思います」とPRした。
カノーザ監督は堀北の英語について「非常にきれいにしゃべっていて、とても良かったと思いますよ。彼女は英語以外にもいろんなことを全部見事にやってのけてくれました」と大絶賛。「こんなに若いのにすでに大成功している俳優さんたちとお仕事をすることができて本当に良かったと思います」と満足な表情を見せた。
また、松山は「この作品は、アメリカと日本との恋愛観や文化がすごくいい具合に融合していて、新しい恋愛映画になったと思います」と力強くアピールした。
3月27日(土)より全国ロードショー