莉子が主演を務める「3年C組は不倫してます。」(毎週火曜夜0:24-0:54、日本テレビ系／Hulu・TVerにて配信)が現在放送中。“18歳成人”の実施に伴い、親の同意なく結婚できるようになった高校3年生のクラスを舞台に、初恋、妊娠、結婚、そして不倫を描く、前代未聞の学園不倫サスペンス。
この度、WEBザテレビジョンでは、同作のプロデューサーを務める鈴間広枝氏にインタビューを実施。制作秘話やキャスト陣の魅力、今後の見どころなどについて話を聞いた。
3C不倫は「今の時代だからできる作品」
――完成した映像を見た、率直な感想をお聞かせください
今回は撮影技術チームが、映画の第一線で活躍されている方々だったので、日本の連続ドラマではなかなか見られないクオリティで、本当に美しいなと。スタッフの皆さまに大感謝でした。
――「高校生の不倫」を題材としたドラマを制作しようと思ったきっかけと、理由を教えてください
企画の藤野良太さんが「18歳が成人になって、同じ教室に“オトナ”と“子ども”が共存するのって面白い」とおっしゃっていて、「確かに！」と思いました。そのあやふやな境界線の上に立っている“成人”と“未成年”を描くことって、今の時代だからできる作品だなと感じたことがきっかけです。
――不倫や妊娠など刺激的なシーンも多いですが、物語をつくる上で監督とはどのような打ち合わせをされましたか？
監督の松本花奈さんは、すごく繊細に丁寧に作り込む方なので、ドロドロ展開や刺激的なシーンも、そこへつながる17歳と18歳、等身大の心情を大切に描いていけたらと話し合って作りました。
莉子の座長ぶりは「頼もしくて立派」
――キー局初連ドラ主演を務める莉子さんの起用理由を教えてください
物語の設定が“あり得る”一方で、かなり“飛び道具”的な部分もあるので、主人公の蒼はリアルさが大事でした。「何色にも染まっていない」等身大の18歳の女の子を、細やかにリアルに演じていただける方ということで、莉子さんにお願いしました。
――座長である莉子さんは撮影現場ではどういった印象でしょうか？
蒼はかなり葛藤や“本音と建て前”の心情表現が難しい役だったと思うのですが、自分のお芝居にいっぱいいっぱいになることなく、本当に視野が広くてびっくりしました。大きな流れをちゃんと考えてお芝居を組み立てつつ、共演者の方のお芝居によって、作品全体が“どう見えるか”までしっかり考えており、違うかな…と思ったら監督や私にもちゃんと相談してくれて。本当に頼もしい、立派な座長でした！
――共演者の杢代和人さんもとても魅力的です。起用理由を教えてください
表現に対する思いのピュアさと、愛されキャラな部分です。伊織は色んな外圧と、純粋な蒼への思いの狭間で葛藤していく役なので、繊細な表現が求められるシーンがすごく多くて。でも、その細やかな部分に一生懸命まっすぐ向き合って下さるのでは、と期待していました。あとは、ともすると煮え切らないわ、不倫に突っ走るわで、嫌われかねないキャラクターでもあるので、ご本人の“愛され力”に賭ける部分もあったかなと思います。
https://www.hulu.jp/class-of-cheaters
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