ダンサーの林祐衣が11月16日にフォトブック「Lady Baby」(KADOKAWA)発売記念イベントを都内で開催。イベントの前にフォトブックに込めた思いなどを聞かせてもらった。
「いい意味で意外だったっていう意見が多かったですね」
本作は、SNS、YouTubeでダンス動画がバズっているダンサー・林の素顔に迫ったフォトブック。思い出の地を巡って撮影した撮り下ろしカットをはじめ、趣味、メークや美容、カバンの中身、音楽プレーヤーのラインアップなど、これまで見せたことのない“初公開”が満載の内容に仕上がっている。他に、ダンサーになるまでの生い立ちから、仕事への向き合い方、家族や親友について語る超ロングインタビューも掲載。
フォトブックの発売が決まった時の気持ちを聞いてみると「まさか自分がフォトブックを出せるとは思ってませんでした。自分の中で頑張ってお仕事を続けてきたら、気付けばすごいことになっていたのであまり実感がなくて、お話をいただいた時も『え?』って感じでした(笑)。『誰がどんなことを知りたいんだろう?』っていう不安が大きかったです。フォトブックが完成して、形になった時にようやく実感できました」と答えた。
周囲に反響も大きかったようで、「多くの方に手に取っていただけたみたいですごくうれしいです。いろいろな感想もいただいているんですけれど、もっと写真集みたいな感じかと思っていたら、私のルーツだったり、細かいところや知らなかったことが載っていて、いい意味で意外だったっていう意見が多かったですね。それと、家族も喜んでくれたのでちょっと親孝行できたかなって思ってます」と笑顔を見せた。
「いろいろな人に巡り会えたから今の自分があるんだなと再確認できました」
撮り下ろしのカットを含め、いろいろな企画も林自身の案がたくさん採用されている。「撮り下ろしのテーマは“私の素顔”というか、ルーツだったので、思い出深い場所で撮影しました。自分が東京に出てきた理由になった恵比寿だったり、地元の愛知・名古屋とか。場所だけじゃなくて、地元の親友や家族、弟にも出てもらったりしてるんですが、たくさん提案させてもらいました。父からのメッセージもあります(笑)。改めてフォトブックを作ってみて、いろいろな人に巡り会えたから今の自分があるんだなと再確認できましたね」と回答。
タイトルを「Lady Baby」にした経緯を「編集者とも話し合ったりして決めました。笑顔の印象が強いので『スマイリー』とかシンプルに『祐衣』とか、いろいろ案はあったんですけど、タイトルは本の顔にもなるので写真選びよりも悩みました。『Lady Baby』もその中の一つだったんですけど、弟に相談した時に『どっちの面も持ってるし、語呂もいいし、かわいいんじゃない』って言われて、『確かに!』って思って決めました」と話す。
「表紙の写真は大人っぽさと子どもっぽい雰囲気の両方が出てるものがいいなと思ったので、100%笑顔というよりは、奇麗めな要素もあるほほ笑んでいるカットにしました。逆に、裏表紙は笑顔で動き回っているようないつもの林祐衣みたいなカットにしました」と、そのタイトルに合わせて表紙と裏表紙の写真をセレクトしたことを明かした。