コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『寝てる黒猫にいたずらするお話』を紹介する。作者のめがてるさんが、9月19日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、めがてるさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
仕事終わりの癒しは飼い猫の耳
「仕事終わった~」と身体を伸ばしている飼い主さん。ふと視線を移すと、猫耳を生やした少女のクロがベッドにもたれて眠っていた。
仕事終わりで疲れている飼い主さんは、「かわいいなぁ…」「モフモフ…触りたい…」と笑みを浮かべながらクロに近付く。
そして「少しなら触っても大丈夫かな…?」と猫耳に触れようと手を伸ばした。指先で触れるとピャコと揺れるクロの猫耳。
そんなクロの猫耳に「か、かわいい…!」「ピコってなる」と大興奮の飼い主さん。「寝てるしもうちょっとだけ…」とエスカレートしていって…。
この和やかな漫画を読んだ人たちからは、「モフモフしたい」「表情豊かで癒される」「あまりにもかわいい」など、多くのコメントが寄せられている。
自由奔放なクロの振る舞いがたまらない…
――『寝てる黒猫にいたずらするお話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
猫カフェに行ったとき、触れようとするとぴこぴこ動く猫の耳がとても可愛らしかったので「うちの黒猫にもちょっかいかけたい!」と思い形にしました。
――どんな風に触っても形が元に戻る黒猫の耳がとってもかわいらしく、非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
寝ているのに好き勝手されてる無防備さや、むくれてるかと思えば気を許しちゃう自由奔放さを見ていただければと思います!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
起きたあとのたしたしと尻尾で地面をたたいているシーンが気に入ってます。猫らしいふてぶてしさが可愛らしいですね。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
家では猫を飼えない環境ですので、猫カフェや動画などを見て猫耳のキャラならどんな暮らしになるのかなと想像を巡らせています。
――めがてるさんの作品には温かみがあり、とても癒されます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
緊張感をほどいたゆるい時間を感じられるように意識して描いています。服のだぼだぼ感やぴょんと飛び出ている髪の毛、脱力したポーズなど、あたたかな空間になるよう頑張りました!
――今後の展望や目標をお教えください。
あたたかでやさしい黒猫たちと飼い主さんの世界を描いていきたいです!!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
見てくださっている方にはとても感謝してます!!クロマメや飼い主さんたちを愛していただいて本当に嬉しいです。次の作品を描くときにいつも励みになってます!ありがとうございます。