片岡凜、現場で目撃した座長・神木隆之介の“切り替えの早さ”に驚がく「オーラごとガラッと変わる」<海に眠るダイヤモンド>

2024/11/20 18:00 配信

ドラマ インタビュー

大先輩・神木隆之介は「お芝居が柔軟な方」


――現場の雰囲気はいかがでですか。

現場はすごく温かくて、キャストの皆さんをはじめ、スタッフさんも気さくに接してくださるので、お芝居をしていても、カットがかかっても、自然に時間が流れていく感覚があります。

――主演を務める神木さんとの共演シーンもございますが、実際にお会いしてみていかがですか。

お会いする前まで“ミステリアスな方なのかな”と思っていたのですが、現場でお会いしてみたら、すごく柔らかい雰囲気をまとっていて、お芝居が柔軟な方だなと。せりふの合間にアドリブが入ったり、台本に書いていない部分で大胆にお芝居をされている印象です。

それに加えて、カットがかかった瞬間、パッと人が変わるんですよ。オーラごとガラッと変わるので、その切り替えの早さに驚かされます(笑)。

皆さんお芝居をしていないようでしているみたいな感じがあって、そんな方々とご一緒させていただけて、毎日勉強させていただいています。

――第5話では、星也を演じる豆原一成さんとの共演シーンもございますが、どんな印象ですか?

いい意味で気張らずにいてくださるので、あまり力んでいない感じが、すごく心地良いです。スッとお芝居に入れる感覚があるといいますか、自然なやり取りができているなと思います。

――考察をしながら本作を楽しむ視聴者の方も多いと思います。片岡さんはどのようなことを考えながら、台本を読み進めていらっしゃるのでしょうか。

現代と過去で描かれているものや、状況も全く違うと思うのですが、そんな中でも何か通ずるものもあるんじゃないかなと思っていて。直接的ではないかもしれませんが、私が演じる千景にも何か役割があるんじゃないかなと考えながら、台本を読んでいます。

「重要なのは、過去と現在のギャップや、対比」


――最後に、第5話以降の見どころや読者へのメッセージをお願いします。

この作品で重要なのは、やはり過去と現在のギャップや、対比だと思っています。過去パートは、現代よりも“生きる”ということに対して価値を感じますし、キャラクターそれぞれのパワーもありますが、現代はそこがちょっと欠落しているように思えて…過去と現代でかなり印象が違いますよね。

台本を読んでいるだけで涙が出そうなくらい、生きること、そして人を愛することに必死な様子が描かれています。今後、私が演じる千景が、どうこの作品に貢献できるのか、皆さんにも楽しみにしていただきたいです!