AKB48・小栗有以が森香澄の撮影中エピソードを披露「途中から顔が赤くなってきて可愛かったです(笑)」<ローカルアナのさがしもの>
小栗有以「(香澄さんは)強くて芯のある女性」
ーー演じられた役の印象や魅力を教えてください。
森:私が演じた林アナは信念を持ってお仕事をしている強い一面があるので、彼女の「お仕事への向き合い方」を見ていただけたらなと思います。私と同じくもともとキー局のアナウンサーで、“ある理由”から山梨のアナウンサーになるんですけど、なぜ新しい一歩を踏み出したのか……。そのあたりも注目していただきたいです。
小栗:私が演じた渡辺アナは山梨生まれ山梨育ちで山梨が大好きです。かわいらしくて妹感もあって、本当に林先輩のことが好きなんだなって感じられる役ですね。今回初めて香澄さんとご一緒させていただきましたが、休憩時間も仲良くしていただいて、役でもプライベートでも「お姉さん」って感じがしました。
ーー森さん&小栗さんのお互いの印象はいかがでしたか?意外だったことなど教えてください。
森:(小栗さんは)もともとしっかりしているイメージだったんですけど、いざお会いしてみると、しっかりしたところはありつつ、フニャフニャしている部分もあって(笑)。
小栗:そうですね(笑)。
森:そこがかわいいし、後輩感もあって助けてあげたくなる一面です。あと、今回、アナウンサーの役なので、壁にぶつかることもあったみたいなんです。私に「これってどう言えばいいですか?」と前のめりに質問をしてくれて、お仕事に向き合う姿勢が真面目だなと思いました。
小栗:(香澄さんに対しては)もともと「かわいくてきれいなお姉さん」というイメージはあったんですけど、いろんなお話をさせていただく中で、仕事と私生活の切り替えもしっかりされていましたし、ただかわいいだけじゃない、強くて芯のある女性だと思いました。
ーー林アナは、第1話で「仕事ができる」と称賛されるシーンもありましたね。
森:林アナの仕事ぶりを見て、スタッフが「さすがだよね」とこぼすシーンがあるんです。アナウンサーとしての技術は「森香澄」のものを使っているから、私が褒められている気持ちになりました(笑)。
森香澄「温泉のシーンは“アツさ”との戦い」
ーー撮影の裏側エピソードを教えてください。
森:第2話に温泉のシーンがあるんですけど、長ぜりふもあって早朝から長い時間入っていたんですよ。ぬるいお湯ではありましたが、だんだん日が昇ってくると気温も上がって暑くなるし、お湯の中も熱いみたいな……そういう“アツさ”と戦いながら長ぜりふを言い切りました(笑)。
小栗:約1時間ぐらいずっと浸かりっぱなしで入っていました。私はお風呂もサウナも大好きで大丈夫だったんですけど、香澄さんが途中から顔が赤くなってきて可愛かったです(笑)。
ーーロケ地の山梨県はいかがでしたか?
小栗:共演したマキタスポーツさんが差し入れしてくださったレーズンサンドがおいしかったです!あと、車で移動していると、道路の両サイドにブドウ畑があって……。東京では見られない光景なので、すごく新鮮でうれしかったです。
森:ちょうど撮影期間がシャインマスカットのおいしい時期だったんです。直売所に行ったらたくさんの種類のブドウが売られていて、「これも食べな」「あれも食べな」とひとつずつ試食させていただいて大満足でしたね。いろんな品種をいただきましたが、結局シャインマスカットを買いました(笑)。
ーーTVerで繰り返し見てほしい第1話でのシーンはありますか?
森:二人で甲州寿司のお店に行くシーンがあるんですけど、そこは私だけがパクパク食べる場面だったんですよ。カット割りもあって何回も撮るから、私はそのたびに食べられるけど……。
小栗:私はほとんど食べないシーンなので、しょうがないと思いつつ「監督のいじわる!」と思っていました(笑)。
森:そのシーンがあるから、前のシーンでは食べるのを控えていたんだよね。
小栗:そうなんです。楽しみにしていたんですけど、お預けの状態でした。でも撮影が終わったら、「なんでも好きなものを食べていいよ」と言ってくださったので、マグロをいただきました。(甲州寿司の特徴である)甘いタレでおいしかったです。
森:そのシーンは多分お腹が空いているから、(小栗さんの)「なんで食べられないの?」という表情が見られると思います(笑)。
小栗:早く食べたいと思っていたので、表情に出ていましたね(笑)。
ーー最後にTVerで本作をご覧になる方へメッセージをお願いします。
森:感動しますし、メッセージ性のあるストーリーになっています。ところどころで山梨の壮大な景色やおいしい食べ物が差し込まれていて、美しい映像とともに山梨の魅力も伝わるんじゃないかなと思っています。ぜひ、何度もご覧ください。
小栗:美しい景色やおいしい食べ物など、画面からも山梨の魅力が伝わるドラマなので、山梨県民の皆さんはもちろん、いろんな方に見てほしいです。エンディングに流れる「ライダー」という曲はAKB48グループの歌で、すごく素敵な歌詞ですし、この作品にもばっちり合っている楽曲です。最後に香澄さんと二人で歌うシーンもあるので、そこにも注目してください。