中村晋野プロデューサーのコメント
なかおもとこ先生と最初にお話しさせていただいた際に、この作品がきっかけで、悩める女性も、そうじゃない方も、誰もが意見を発しやすい空気ができたらいい。そのように仰ってくださり、その寛大さと作品性に強く引かれました。
主演の足立梨花さんはとても芯が強く、それでいて、弱いものに優しく寄り添ってくれる、そんなイメージを持っていました。ありがたく、その胸を借りる気持ちで、思い切ってこの物語を紡いでいくので、ぜひご覧いただいた後はありのままのご意見を発信してくださるとうれしいです。
イントロダクション
33歳の会社員・成海綾(足立梨花)は「男の人に触れたい、抱かれたい」「だけど女性が性欲をあらわにしようものなら、世間からそういう目で見られてしまう」、そんな自分の性衝動と理性のギャップに悩まされていた。誰にも打ち明けられないまま、もがき苦しんでいたある日、上司の堂島に誘われ二人だけで飲みに行くことに。
“バツイチでチャラ男”といううわさが立っている堂島は、当分恋はせず、互いが割り切って性欲を満たす“ワンナイト”を楽しんでいると話し始める。「私もワンナイトなら...!」そう思い立った綾は、後悔しないための「マイルール」を作った上で、“ワンナイト”の恋を実践することに。クローズドな世界でもがくオトナ女子の“性サバイバル”が開幕する。